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2024.12.26 薬学科

【薬学科】東ファーマシー株式会社による寄付講座が実施されました

 11月20日および27日に薬学科のホスピタリティ演習IIIおよび総合演習IIにおいて、東ファーマシー株式会社による寄付講座が実施されました。

 受講者たちは医薬品卸業や地域における薬局の役割について学びました。

 医薬品卸業の研修では、東ファーマシー株式会社の関連会社である東七株式会社を訪問しました。東七株式会社は100年以上の歴史を誇り、医薬品の供給実績のある医薬品卸会社です。講義では医薬品卸業のミッションは製薬会社と医療機関をつなぐことにあり、医薬品の種類に合わせた的確な供給が大事であることを学びました。具体的には災害時にきちんと医薬品を運べるのか、一刻を争う患者に対して、きちんと医薬品を受け渡すにはどうしたら良いか、その工夫についても学習しました。講義終了後には医薬品を管理している倉庫や施設を見学し、流通の仕組みについて知ることが出来ました。医薬品の適正流通ガイドラインを遵守し、機械と人の目で管理する体制により、我々の生活は守られていることを実感できました。

 地域における薬局の役割では、東ファーマシー株式会社の薬局での取り組みについて学びました。本薬局では管理栄養士と薬剤師が協力することで、薬と栄養指導で患者の健康相談に応じるというユニークな他職種連携を行っていることを知ることが出来ました。管理栄養士監修の下、日常の献立90種類以上を食材別、病態別に分類し、栄養価の記載を行うことで、患者に健康のサポートを行うという素晴らしい取り組みを行っていることを学びました。グループディスカッションではOTC薬品(Over The Counter:カウンター越しの処方箋なしで購入可能な医薬品)の特長をどのようにしたら、患者に伝えることができるかを考え、受講生たちはOTC薬品の薬理作用や飲み合わせについて記載されたレジメを作成し、発表を行いました。

 本寄附講座の受講生の多くは、来年度以降に実務実習に参加することになります。その予習の一環として薬局における他職種連携や医薬品の流通について学ぶ機会を得たことは大変貴重な時間でした。

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