12月14日(土)に、令和6年度 臨地実習報告会が開催されました。施設ごとに会場を分け、午前中は4年生の「公衆栄養学」及び「臨床栄養学」の実習報告を行い、午後は3年生の「給食の運営」「給食経営管理論」の実習報告を行いました。

　4年次の臨地実習「公衆栄養学」では、市町保健センターや保健所で、健康づくりや栄養改善等に関わる業務について1週間の実習を行い、また臨地実習「臨床栄養学」では、医療機関等で栄養管理や栄養指導などの業務に関する1～2週間の実習を行います。

　4年生はこの報告会を通して、自らの実習を振り返るだけでなく、実習課題に取り組む姿勢や資料の作成やプレゼンテーションの方法などの技能をさらに習得していきます。

　3年生は、上級生から実習に向けての心構え等の様々なアドバイスを受け、4年次での臨地実習へのイメージを膨らませるとともに、今後の授業への取り組みに繋げます。報告会では、活発な質疑応答がなされました。

　3年次には、県内外の病院や福祉施設、学校、自衛隊などの事業所等の給食施設にてそれぞれの施設の管理栄養士の先生方のご指導の下、1～2週間の実習を行い、様々な給食業務を体験します。報告会には1・2年生も参加し、3年生の報告を聴講しました。

　2年生は、3年次の臨地実習へのイメージを膨らませるとともに、今後の授業への取り組みに繋げます。1年生は、上級年次での臨地実習を知り、また現在、教養セミナーの授業でプレゼンテーションの取り組みを進めているところですので、発表するスキルを上級生から学ぶことができたかと思います。

　本年度も数多くの施設様に実習生を受け入れて頂き、お忙しい業務の中、臨地実習のご指導を賜り、誠にありがとうございました。（k.oda）