学部学科トピックス
2025.04.28
【社会福祉学科】「いのちのはじまり」の授業を開催しました。
社会福祉学科【福祉特論A】の初回授業において、助産師の資格を持つ大町が担当し、授業を実施しました。
福祉職としてクライエントに対する支援を行うためには、まず、生活の営みの姿を知ることから始まり、その人の困りごとに気付くことができる豊かな感性を培うとともに、支援の対象となる人間を理解する必要があります。また、根本的には自分自身も同様に他者から支援されながら成長することに繋がるため、支援する側が自分自身に関心を持ち、自分を大切にする必要があると考えています。本授業では、様々な人の人生の中での生活の営みを理解する間接的な経験を通し、命の重みと一人一人の個別のQOL(生命・生活・人生)を支えることの意味を理解すると共に、様々な年代、異文化、人生を歩む人間を理解し、課題に対応して解決できる力を養うことをねらいとしています。
命の成り立ちから、生まれる過程について、現場経験を交えた講義から、胎児モデル人形を用いて命の重さについて考えました。
学生の皆さんの感想から、親のありがたみや、ほんの数ミリから成長して今生きていることに感謝したいや、女性の偉大さに気づくことができ、何不自由なく過ごせているのは、親や、周りの人達からの愛があったからこそということを改めて感じたという感想が寄せられました。
このような授業を通し、本年度も、今後、子どもから老年期、看取りまで、障害児、社会、家族、認知症をテーマに、映画鑑賞を題材として、学生の資質・感性の向上を図っていきます。
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