学部学科トピックス
2025.12.17
【薬学科】九州文化学園高等学校にて出張講義を実施しました 12月12日(金)
地域社会における理科教育の振興と、理科分野への関心を高めることを目的に、本学薬学部教員が九州文化学園高等学校において出張講義を実施しました。
藤本准教授による高校1年生を対象とした実習形式の講義では、「味覚の違いでたどるヒトの進化」をテーマに、理科実験室にて苦みの感じ方の個人差を体験しました。味覚に関わるタンパク質の成り立ちや、その多様性が生じた進化の過程について学習し、生命科学への理解を深めました。
山田准教授による高校2年生を対象とした講義形式の授業では、「薬の構造と仕組み~抗がん剤の歴史と科学者の役割~」をテーマに、薬と毒の関係、抗がん剤開発の歴史、発見に至るまでの科学者の試行錯誤や役割について解説しました。
これらの講義を通して、生徒の理系科目への関心を高めるとともに、将来の進路選択に対する意識を育むことにもつながりました。
また、当日は九州文化学園高等学校の卒業生である本学薬学部2年生および5年生も参加し、高校生との交流を行いました。大学生活や学修内容、進学に向けた準備などについて具体的なアドバイスが行われ、進学後のイメージを深める有意義な機会となりました。
今後も本学では、九州文化学園グループ内の連携を通じて、高大接続のさらなる充実を図ってまいります。
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