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2025.12.18 薬学科

【薬学科】佐世保市内予備校・智翔館とのタイアップ企画 〜未来をひらく“まなび”の力〜「トップリーダーと学ぶワークショップ2025」を開催しました

佐世保市内の予備校・智翔館佐世保駅前校(東進衛星予備校)において、本学薬学部教員が参加し、中高生を対象とした将来の進路(進学・キャリア)について学ぶイベントを企画・実施しました。

本企画は3年前より薬学部と智翔館が協働して実施しているもので、毎回、薬剤師や研究職のキャリアについて分かりやすく紹介しています。前回からはワークショップ形式を導入し、参加者と薬学部教員との交流がより深まりました。今回は保護者や小学生も加わり、総勢54名が参加しました。

冒頭では、佐世保北高校出身である薬学部教授・山口泰史先生より、本企画の主旨説明が行われました。続いて、薬学部講師・末廣真理恵先生が「薬剤師が患者の服用薬を把握できるとどうなる? -医療情報データの解析から-」と題して講演し、最新の薬剤師業務に関する知見や、ご自身が臨床ビッグデータを用いて行っている研究成果を紹介しました。

さらに、薬学部講師・石原知明先生が「気づけばこの道に:大学教員に至るまでの私のキャリアパス」と題し、高校・大学・大学院時代の経験を交えながら、進路選択において大切な視点を中高生に向けて語りかけました。

後半のワークショップでは、以下の2つのテーマについて9グループに分かれディスカッションを行い、各グループがプレゼンテーションを実施しました。

  1. データサイエンスを医療に活用する方法について
  2. 薬剤師という仕事はAIに代替されると言われるが、実際はどうだろうか

中高生には難易度の高いテーマでしたが、短時間の中で多様な意見が活発に交わされました。ファシリテータとして、本学教員(末廣、石原、山口、藤田、市川)に加え、智翔館スタッフおよび智翔館でアルバイトをしている本学学生2名(3年生・1年生)も参加し、議論をサポートしました。

プレゼンテーション後は投票により最優秀発表賞が選出され、薬学部長・藤田英明教授から、賞品とQUOカード、メッセージカードが贈られました。

終了後のアンケートでは、

  • 「さまざまな意見を聞くことができて良かった」
  • 「長崎県の深刻な薬剤師不足に驚いた」
  • 「薬剤師の仕事や進路について理解が深まった」
  • 「進路を考えるうえで、自己分析の大切さが分かった」
  • 「研究者になるにはどうすればよいか知りたい」

など、多くの感想や質問が寄せられ、参加者全員がワークショップに満足した様子がうかがえました。

本学では、今後もこのような取り組みを継続し、地元の中高生が将来の進路を考える一助となるとともに、地域における薬剤師不足の解消にも貢献していきたいと考えています。

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