学部学科トピックス
【国際観光学科】長崎県立猶興館高等学校との異文化交流事業
交流の概要
本交流は、長崎県立猶興館高等学校の生徒を対象として、長崎国際大学の留学生及び教員との交流を通じ、異文化理解を深めることを目的として実施しました。2026年度は、2026年度、大学側は、ネパール、スリランカ、ミャンマー、中国出身の留学生6名と、日本・カナダ・中国出身の教員3名が参加し、高校側は、27名の生徒が参加しました。
本交流は二部構成で実施しました。午前の第一部では、各国の挨拶体験と6種類の伝統ゲームを実施し、午後の第二部では、3名の教員による講義を行いました。ゲームを通じた体験学習と講義を組み合わせることにより、異文化を『知る』『体験する』『考える』三段階で学ぶことを目指しました。
実施概要
(1)日時
2026年7月9日(木) 10:40~14:00
(2)場所
長崎国際大学
- 第1部:2301教室
- 第2部:2302、2303教室
(3)参加者
- 猶興館高等学校文理探求科2年生27名、引率教員2名
- 長崎国際大学側
協力留学生
| 氏名 | 担当ゲーム | 国籍 |
|---|---|---|
| ARYAL SRIJANA | フィッシュ・キャッチ | ネパール |
| DEWAGE NUWANGI | スリランカ版帽子取り | スリランカ |
| HNIN OO KHAING | ミャンマー版ボトル取り | ミャンマー |
| KYAW SWA HEIN | ミャンマー版石投げ | ミャンマー |
| SAI ZAYAR MYO | ミャンマー版ジャンケン | ミャンマー |
| XUE JIALE | 中国版面子(めんち) | 中国 |
担当教員
| 氏名 | 国籍 |
|---|---|
| 諸石 慈 | 日本 |
| Lohr Michael Cory Daniel | カナダ |
| 余 乾生 | 中国 |
交流活動の内容
第1部:留学生との交流(10:40~12:10)
最初に担当教員及び協力留学生が自己紹介を行い、その後、ネパール、スリランカ、ミャンマー、中国における挨拶を紹介しました。高校生はそれぞれの挨拶を実際に体験し、日本との違いや文化的背景について学びました。
続いて、6種類の伝統ゲームを10分ごとのローテーション形式で実施しました。各留学生がルールだけでなく、その遊びが生まれた背景や各国での親しまれ方について説明し、高校生は全てのゲームを体験しました。ネパールのフィッシュ・キャッチ、スリランカ版帽子取り、ミャンマー版石投げ、ジャンケン、ボトル取り、中国版面子のゲームでは、いずれも日本と異なる文化に触れられ、生徒は楽しく遊びながら交流を深めていました。
第2部:教員による講義(13:00~14:00)
午後の第2部では、3名の大学教員による講義形式の授業を実施しました。各教員が約20分ずつ講義を行い、異文化理解や言語の違いなどについて説明しました。
まず、Lohr Michael Cory Daniel先生は、正式な挨拶や握手、初対面でのコミュニケーションについてロールプレイを交えながら説明しました。
続いて、余先生は、中国語による自己紹介、中国語と日本語の発音・語順・表現の違いを紹介し、生徒は実際に中国語で自己紹介を練習しました。
最後に、諸石先生は、異文化交流を円滑に進めるための考え方や、言語だけではなく価値観・習慣・文化的背景を理解する重要性について講義を行いました。とりわけ、異文化交流のチェックリストを通じて、生徒の理解度を高めました。
本交流では、高校生が留学生と直接対話し、遊びや言語を通して異文化を体験できたことが最大の成果でした。体験型活動は、講義だけでは得られない理解を促進し、生徒は文化の違いを楽しみながら受け入れる姿勢を身につけることができました。また、留学生にとっても自国文化を紹介する経験となり、日本人高校生との交流を通じて相互理解を深める機会となりました。
さらに、午前中の体験活動と午後の講義を組み合わせたことで、『体験→振り返り→理解』という学習の流れが形成され、異文化理解教育として高い教育効果が得られました。今後も参加国や体験内容を充実させることで、より実践的な国際交流プログラムへ発展させることが期待されます。












