社会福祉学科では、現在、3年生(一部4年生含む)が社会福祉士実習、精神クラスの4年生が精神保健福祉士実習の真最中です。配属先に応じて、8月上旬から順次実習に入り、正味23日間、休日も含め1か月以上にわたる日程をこなすことになります。

　実習期間中は、担当教員が実習先を巡回し、実習生の様子を確認するほか、2回の「帰校日」が設けられています。帰校日の日は、いったん実習をお休みして配属分野(高齢者、障がい者、児童・病院、地域)ごとに大学に集合し、それまでの実習内容を全員が報告します。これにより、各自のこれまでの実習をふり返り、今後の課題を明らかにするとともに、実習生同士の情報の共有を図ります。

ある日の帰校日の様子

　それぞれの帰校日では、初めての長期間の実習や慣れない環境にとまどいつつも、懸命にプログラムに取り組んでいる様子が報告され、同時に、今後の実習がさらに充実したものとなるよう、皆が決意を新たにしていました。

　毎年、実習を終えた学生たちは、表情も引き締まり、専門性はもちろんのこと、人間的にも驚くほどの成長をとげて帰ってきます。今年も多くのそんな表情が見られることを楽しみに、残りの実習期間も頑張ってほしいと思います。