学部学科トピックス
2014.10.02
【国際観光学科】国際交流基金の「2014年度 海外日本語インターンプログラム」を実施しました。
9月9日(火)~9月22日(月)、本学の4年生の日本語教育実習は、国際交流基金の「2014年度 海外日本語インターンプログラム」に採択され、4名の学生が国際交流の最先端の活躍をしてきました。
インターンを受入れてくださったのは、今年で3年目になる中国の山西大学商務学院です。4人のインターンは、「若者ことば」「長崎方言」「ビジネス日本語」「アニメの日本語」と、自分の関心に副った学習目的で、現地の大学3年生に堂々と教えてきました。
中国の大学の大きさに圧倒され、緊張しながらも、訪中する前に準備した教案、パワーポイント、練習問題を学習者のレベルに合わせたものに改良に改良を重ねて作成しなおす作業は、連日、深夜までかかりました。
しかし、研究授業では、リハーサルよりも、さらにいい授業をすることができて、4人とも嬉しい達成感に満たされました。山西大学商務学院の学習者の熱心さに助けられ、教えることの楽しさを知ったのでした。
今回は、3か国(日本・中国・韓国)の学生が、日本語を中国を舞台に教えるユニークな編成でしたが、グローバルなこれからの世界を生き抜く先駆けの日本語教育実習になったと思っています。
世界中の若者が、自分のできる言語をお互いに教えあうなかから、友情や平和を希求する心が育まれると思います。このような機会を与えていただいた国際交流基金様、山西大学商務学院様他関係者各位に心より御礼申し上げます。
なお、2014年度の日本語教育実習報告会は、11月中旬を予定しています。
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