学部学科トピックス
2014.10.31
【健康栄養学科】地域にお住まいのアメリカ人の方を対象としたジャパニーズ・クッキング・クラスを開催しました。
本大学は米軍基地を有する佐世保市に所在しております。しかしながら、多くの外国人の方々との交流が行われているとは言い切れません。今年当初に、新聞で佐世保在住の外国国人が、佐世保市民と仲良くなることを望んでいる、との記事がありました。そこで平成26年10月25日(土)、調理実習室においてジャパニーズ・クッキング・クラスを開催し、米国人と料理を通じて交流を図ることとしました。近年は、海外に興味を持つ学生も増えてきており、言葉の壁を乗り越えての交流からはじめることを目的としました。
近隣にお住まいの外国人の方12名、付き添いの方4名、通訳の方4名の総勢20名にご参加いただき、「いなりずし」「たまごやき」「白和え」そして「かき揚げ」の4品を学生、教員を交えて料理づくりを楽しんでいただきました。すり鉢や箸を使って悪戦苦闘でしたが出来上がった料理はどれもおいしいとの感想でした。
今回初めての試みでしたが、参加者の皆様からは大変喜んでいただき、毎月開催されているのか、次はいつ予定ですか。といった質問もありました。
また、英語が堪能な学生は、ベビーシッターのお誘いや家に招いて料理一緒に作りたいなどのお声かけがあったようです。
さらに後日、参加者のお一人よりお礼のメールもいただき、日本の料理の作り方を学んだことに加え、教員や学生たちと交流できたことを、とても楽しんでいただけたとのことでした。言葉の壁はあっても、お互いの気持ちが通じることにみな感動していました。
「国際大学」で管理栄養士を目指す学生にとっても、専門である栄養・料理を通じて国際交流できたことは、とても良い経験となったようです。
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