7月2日(水)　1年次に開講されている「教養セミナー」において、「考えようケータイ・スマートフォン」と題して、携帯電話のマナー・安全な使い方についての講座を開催しました。講師は株式会社グローバルライツ(佐世保市ハウステンボス町)より原野優氏をお招きしました。

　大学入学後は高校時代とは生活環境も人間関係も社会の眼も大きく変化します。多くの学生がスマートフォンを持ち、ブログやFacebook、LINEなどを利用しています。新入生も入学後直ぐにセミナー内で新たにLINEを作ったりもしています。携帯電話は人と人とを繋ぐとても便利なツールではありますが、その反面危険性も存在します。そこで、健康栄養学科では教養セミナーでの取り組みの一つとして例年携帯電話やスマートフォンを安全利用するための講話を実施しています。

　今回は、講師の原野氏から、メール依存の問題や、自分自身の写真や個人情報をブログなどでむやみに公開しないことだけでなく、友達の画像を勝手にブログなどにアップしたり、友達のメールアドレスを他人に教えることの危険性など、携帯電話に関する問題について、VTR視聴やクイズなどを交えて学生にも身近な事例を紹介して頂きました。

　講座修了後の授業レポートでも「自分ではいけないと分かっていながらも、つい携帯電話にばかり夢中になってしまうことがあるので改善していきたいです。」や「改めて携帯電話のマナーについて学べてよかったです。」などのコメントが数多くありました。メールを送るにしても受け取る相手のことを考えること、個人情報は自分で管理しなければならないことを実感して学ぶことが出来たと思います。この授業を通して、改めて自分自身の携帯電話の使い方を考える切っ掛けになったかと思います。

　本講座を実施するに当たり、ご協力いただきました株式会社グローバルライツならびに講師をお務めいただきました原野優氏に厚くお礼申し上げます。