健康栄養学科では、本学のキャリア教育の一環として11～12月にかけて1～3年生を対象に社会人基礎力テスト「PROGテスト」を実施しました。

『社会人基礎力』は、「企業や組織の中で、多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要となる基礎的な能力」と定義され、経済産業省が提唱しているものです。具体的には、『行動能力』に通じる｢前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の能力要素によって診断・評価されます。この「PROGテスト」では、個人の性格、好み、興味、姿勢、動機などを踏まえ、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の３つの能力から『社会人基礎力』を診断し、それぞれの能力要素における“強み”、“弱み”を自分自身で把握できるよう、実施後に結果を分かり易く解説する授業を実施し学生にフィードバックします。その後学生は、自分自身の現在の能力を把握し、これからの様々な学習や学生生活の中でその能力を最大限高めていくことにつながることを期待しています。

さらに本学では、キャリア関連の科目として「学際連携研究」や「地域の理解と連携」、また学内外の教員による在宅医療に関する授業にも力を入れて行っており、幅広い学修を通じて自身の将来を見つめ直す切っ掛けとして欲しいと考えています。

　健康栄養学科は今後も、より充実した学生に対するキャリア開発と就職活動の支援のためにキャリアセンターと連携し、様々なプログラムに取り組んでいきます。