12月10日（水）九州文化学園高校の１年生を対象にNIU異文化理解教室を実施しました。

　本学の留学生である候暁潔さん（中国.大学院人間社会学研究科２年）と尹植さん(韓国.国際観光学科４年)が、「ドラゴンボールで覚える中国語」「ONE PIECEで覚える韓国語」とういうテーマで楽しく異文化理解教室を展開しました。

　「ドラゴンボール」は中国の孫悟空を鳥山明が漫画化したもので、アニメ・ゲームなど世界中の若者を魅了してきました。候暁潔さんは素材となった中国文化やアニメのことばなどを楽しく教え、２年生から学び始める中国語学習への導入となる授業を展開しました。

　「ONE PIECE」もまた、世界中の若者に人気のアニメです。尹植さんは、アニメの一場面を使って、「違う」「手を出すな」「ありがとよ」などの韓国語を身振り手振りを使って覚えやすく紹介しました。アニメを見ながら、韓国語の吹き替え作業はとても楽しく、一生忘れられない韓国語学習になったことでしょう。２年生からの韓国語学習が楽しみですね。

　２人とも頼もしい外国のお兄さんのようで、高校生の皆さんはとても嬉しそうに授業に参加していました。留学生は、かわいい弟や妹に教えているようで、やはり楽しそうでした。若者たちの交流は国を超えて未来を切り開いていくエネルギーの場を与えてくれます。この交流の機会がさらにつぎなる発展を生みだすよう心から願っています。 　

NIU異文化理解研究室