｢障害者スポーツ指導員｣は、公益財団法人日本障害者スポーツ協会によって養成される人材で､“障がい者が安全にスポーツを楽しむためには、各種スポーツの知識や指導技術とともに、障がいの特性に配慮した安全管理対策や創意工夫ができる指導者が必要である”との認識から養成がはじまったものです。

  ｢障害者スポーツ指導員｣には初級・中級・上級とありますが、初級に関しては、修業年限2年以上の大学・短期大学等で指導者制度に定める条件を満たしている学校において、資格取得ができるようになっています。

   本学でも、2015(平成27)年度入学生より、｢障害者スポーツ指導員(初級)｣を取得できるようカリキュラムを新設するなどして準備を進めています。本学在学中に｢ボランティア論｣｢障害者スポーツ(新設科目)｣単位修得することによって、当資格取得が可能となります。

  ｢障害者スポーツ指導員(初級)｣を取得したのちは、全国・県別の指導者協議会に登録され、協議会から寄せられるスポーツ活動に関する情報提供や協力依頼に基づいて各種事業に積極的に参加することになります。

   社会福祉協議会における地域での活動や、障がい者施設等における生活支援等々に活用できる資格として、その可能性に期待を寄せています。