学部学科トピックス
2015.02.10
【社会福祉学科】長崎国際大学社会福祉学会「第12回総会及び研究発表会」を開催しました
2015年2月7日(土)、社会福祉学科主催の長崎国際大学社会福祉学会(学内学会)「第12回総会及び研究発表会」を開催しました。
当日のプログラムは、学長・学部長のあいさつの後、大学院生の研究報告2本、そして公開福祉講演会、総会を挟んで、福祉学科教員の研究報告という構成で進行しました。
大学院生はこの2年間心血を注いできた研究の一部を発表しました。
佐世保市社会福祉協議会の池田茂則事務局次長は、年度末の業務多忙の中ご講演を引き受けてくださいまして、テーマは「させぼ成年後見センター設立の背景と実態」で、認知症高齢者に関わって財産管理や身上監護など権利擁護の仕組みを佐世保で立ち上げた背景、そして実際の運用をはじめとした実態、さらには課題等々の内容でした。
本学科教員の益田講師は、2012年以降の川棚町の学習支援を取り上げて、まず前段で貧困の世代的再生産を学問的に読み解いて、そしてその方策の中の一つとして川棚の学習支援事業を位置付け、事例を取り挙げながら、実践を通して明らかになったことを学問的に整理し、今後幅広く問題を受け止めうる「緩やかな場」のご提案がありました。
最後に、豊島律学会会長の学内学会の今後の方向性や抱負をを交えたあいさつがあり、会は終了いたしました。
最後にこの場を借りて、ご講演・ご報告くださった方々、そして当日ご来場の皆様に心から感謝申し上げます。