大学総合トピックス
2010.07.14
【茶道文化】広田小学校からの手紙-広田小学校茶道体験‐
「お兄さん、お姉さん、ありがとう!」
先月行われた広田小学校茶道体験後、広田小学校の児童から色とりどりの手紙が届きました。
茶道の歴史を学び、抹茶挽き体験と点て出し体験をしたときの感想や思いを紙いっぱいに書いてくれました。洒(こぼし)や棗(なつめ)などの茶道具の名前や団茶(だんちゃ)や碾茶(てんちゃ)などのお茶の種類など、手紙の中にたくさん書かれていました。小学生が真剣に学んだことを知ったと同時に、専門的な用語や知識をしっかり使いこなしていることに大変驚きました。「もう一度したい!」「帰ったら家族に教えたい!」「日本の文化を外国の人に教えてあげたい!」など、自国の文化に関心・興味を持ち、それを他へ発信したいという意欲を感じ、とても嬉しく思いました。
今回小学校との初めての茶道体験学習でしたが、児童と学生との交流はとても楽しいものだったようです。近隣ということもあり、ある学生は茶道体験で出会った児童に偶然会い、声をかけてくれて嬉しかったと報告してくれました。
一服の茶を介して人と人とが交流できる茶道はとても素晴らしいものだとあらためて実感しました。今もお茶室(自明堂)では、広田小学校のみなさんのお手紙を掲示して、学生が手にとって読んでいます。
学生も児童のみなさんとどこかでお会いできるのを楽しみにしていますよ。また大学にも遊びに来てくださいね♪
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