大学総合トピックス
2010.10.04
【茶道文化】茶道文化Ⅳ「正午の茶事」が無事に終了しました!
正午の茶事後半の部は9月7日、10日、15日の3回で無事終了しました。
今年度の正午の茶事は全部6回行われ、各茶事には学内外から他流派の方、初めて茶事に参加される方や卒業生など、多方面より参加されました。特に後半の部の茶会では、本学の原先生や卒業生の参加がありました。茶道の先生方にも来ていただき、緊張感のある充実した茶事となりました。
学生はお客様をお迎えする為に、事前の稽古や前日の準備などに取り組む中で、茶道の作法だけでなく、茶道が持つ「もてなしの心」についても学ぶ事が出来ました。
ここで、学内の先生のコメントを紹介します。原先生は、「相手を考え、理解し、そして心を通じ合う。これはあらゆるところに通じる考えではないでしょうか?」と、茶道から多くのことを学ぶ学生の姿に終始笑顔の様子でした。
久しぶりに茶に触れた卒業生は、「学生さんの心遣いを感じ、お客様の気持ちに立って考える配慮など、社会で働く上で大変勉強になりました。」と、2期卒業生の吉村裕子さんが嬉しそうに話してくれました。茶道を通じて卒業生と交流ができ、在学生と卒業生との間に深い絆が生まれました。在学生は、「先輩のような社会人になりたい!」と話す場面も見られ、有意義な時間を過ごしました。
今回、正午の茶事を経験し、特に薬学科は練習時間も短く、その中で一生懸命頑張ったこともあり、涙する場面もありました。「さらに成長して卒業茶事を成功させたい!」と、後期の茶事に向けての目標が出来ました。
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