大学総合トピックス
2012.02.06
新設科目「地域の理解と連携」でプレゼンテーションを実施しました。
「地域の理解と連携」は本年度新しく設置された全学共通の科目です。前期は健康栄養学科と薬学科で実施され、後期は社会福祉学科と国際観光学科の一年生を対象に開講されました。前期と同様に授業のまとめとして、今回は「防災を中心に地域を考える」をテーマにした地域(市や町)の安全・安心な町づくりのグループ学習とプレゼンテーションを行いました。それぞれのグループの想定した町は、長崎県内の自治体である長崎市、佐世保市、五島市、佐々町、川棚町です。それぞれの町の地理的条件や地域の特徴をよく理解し、町の取り組みを考えました。また、人間社会学部には多くの留学生が在籍していますので、グループは留学生と日本人学生が一緒になり、ともに学習が出来るように組みました。
それぞれの市町村の情報収集、分析をして、町としての災害対策、住民同士の交流を進める方法などを考えました。
プレゼンテーションでは留学生にも必ず発表者になって、みんなの前で話をしてもらうようにしました。留学生と日本人学生が共同して学習に取り組むことで、互いを理解し、これからの大学生活の中で交流を深めていってほしいと考えています。そして、この科目で学んだことをスタートとし、今後のそれぞれの学科での学習を進めて、将来「地域の力」となり、地域社会で活躍できる人材に育ってほしいと考えています。