大学総合トピックス
2012.02.29
【茶道文化】想いの詰まった桜の茶会 ―先輩たちへ感謝を込めて―
卒業のシーズンがやってきました。茶道部でも毎年卒業を祝う茶会が行われています。中心となって企画・運営するのは2年生の部員。それまで中核を担ってきた3年生から2年生への世代交代が始まるのも、ちょうどこの時期です。この1~2ヶ月、3年生の支えも受けながら、一生懸命準備をしてきました。
茶会当日の朝は、念入りな打ち合わせと準備のおかげで、スムーズなスタートを切りました。ドキドキしながら裏で出番を待つ後輩たちの姿からは、この日に掛けた想いを感じ取ることができました。緊張はしているものの、これまで共に活動してきた仲間なだけあって、先輩・後輩で顔を合わせれば笑いや会話がはずみました。まだぎこちない1年生の姿を微笑ましく見ている4年生は、もうすぐ社会人になるという貫禄を漂わせていました。今まで指導してくれた先輩への感謝の気持ちを込めて、部員全員がそれぞれの役割で、精一杯おもてなしをしました。
別れの寂しさに涙する後輩たちや、一つの区切りを迎え前に進もうとしている4年生。最後に思い出の詰まった茶室に集まり、また新しいスタートを切るための会にもなったのではないでしょうか。
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