大学総合トピックス
【茶道文化】県内の高校生が活躍しました!!―ハイスクール茶会 in ハウステンボス 2012―
平成24年5月26日、ハイスクール茶会実行委員会が主催し、長崎国際大学が共催で企画・運営を行い、ハウステンボスで「ハイスクール茶会 in ハウステンボス 2012」が開催されました。
茶道を学ぶ長崎県内の15校の高校生270名が参加し、ハウステンボス場内各所でおよそ1800名の来場客にお茶を振る舞いました。
天候に恵まれバラが満開に咲き誇るハウステンボスには、当日多くの来場客でにぎわい、絶好の茶会日和となりました。
この茶会は、東日本大震災復興支援のためのチャリティを行いながら、青少年健全育成、観光振興、国際交流、観光振興、産学連携、そして日本を代表する文化である茶道の振興を目的として企画され、今年で2回目の開催となっております。
茶道の振興を行っていくためには、若年層に茶道に対する関与を高めてもらうこと、そのためには流派の垣根を越えて働きかけていくことが必要という考え方に基づき企画され、「高校生茶道部員にハレの場を提供し楽しんでもらう」ことに注力されています。結果として当日は表千家6校、裏千家5校、鎮信流3校の参加がありました。
今回の茶会にあたっては、本学からは茶道部員・茶道文化指導補助員の約60名が各高校のブース運営に協力し、高校生のサポートにあたりました。各高校の茶席に設置した東日本大震災の募金箱には、全校合わせておよそ18万円の募金が集まり、後日被災地に向け送られます。
ハウステンボスというロケーションもあり、参加した各高校の茶道部員のみなさんからは、「おもてなしとは何かを学んだ」「ぜひまた参加したい」などのコメントが寄せられました。
最後の懇親会では、各高校の代表者に一日の感想を述べてもらい、感謝・感動のこもった素晴らしい時間となりました。参加者全員に配られた記念品のハイスクール茶会オリジナル懐紙にも大変喜んでいただきました。今後とも、茶道教育という独自性を活かしながら、地域との交流をより一層深めていきたいと考えております。
ご協力いただきました関係者のみなさま、本当にありがとうございました。