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大学総合トピックス

2012.07.12

【全学共通科目】「地域の理解と連携」でグループ学習を行っています。

 「地域の理解と連携」という科目は、昨年より文部科学省の助成事業「大学生の就業力育成支援事業」の一環として新しく設置されたものです。「いのち」と「市民の一員として地域との関わり」をテーマに将来地域社会で活躍できる人材の育成を目的としています。本学の4学科(国際観光学科、社会福祉学科、薬学科、健康栄養学科)の教員によるオムニバス形式で現在授業が進められています。前期は主に薬学科と健康栄養学科の学生が本科目を履修しています。

 この科目の特徴は講義だけでなく、自分達で地域を知るためのグループ学習を実施することです。今回は、グループ学習の練習も兼ねて「食を通じた町づくり」をテーマに、町づくりの政策、取り組みなどをグループで考えて、発表をしてもらいました。それぞれのグループを五島市、大町町、南阿蘇村、平戸市、名護市の担当にし、自分達がその町の市民になったつもりで町を良くするために知恵を出してもらいました。

 授業ではスマートフォンなどを利用して、町の情報を収集し、分析し、地域の状況、問題点、地域性、地域の持つ資源、文化、歴史、環境を知り、その町で必要とされていること、町と住民を元気に出来る取り組みは何かを皆で考え、ディスカッションをして、町の事業を立案していきます。健康栄養学科と薬学科と異なる学科の学生同士で一つのテーマに沿って様々な意見を出し合い、まとめていくことでとても有意義な学習が出来るものと思います。

 授業のまとめとして最後の授業でそれぞれのグループによるプレゼンテーションが行われます。̏人にやさしいまちづくり、誰もが安心して暮らせるまちづくり̋をテーマにそれぞれの町に合わせた「○○町幸せ未来プロジェクト」を立案し、プレゼンをします。

 この科目での学習を通して、地域を知る、地域のことを考えることの出来る力を身に付けて欲しいと思います。

 

◆グループ学習の様子です。それぞれの自治体の情報を集めて、分析しています。

 

 

 

◆グループ発表の様子です。

 

 

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