大学総合トピックス
【茶道文化】茶道文化Ⅳ 正午の茶会はハラハラ!ドキドキ!
茶道文化Ⅳの正午の茶会が7月28日(土)からスタートしました。
茶道文化Ⅰ~Ⅲは、以前紹介した点前確認で単位を修得することができ、茶道文化Ⅳでは、お茶会を行うことで、単位を修得することができます。
早速ですが、7月28日の茶会の様子をレポートしてみたいと思います。
今年の夏のお茶会の流れを簡単に説明します。
①寄付にてお客様が全員揃い、顔合わせをします
②腰掛待合へ移動をし、お茶室に入ります
③亭主と客とのご挨拶
④懐石料理
⑤炭点前
⑥中立ち
⑦濃茶点前
⑧薄茶点前
今年のお客様は、学外の方をご招待しており、ハイスクール茶会でお世話になった高校茶道部の外部講師の先生方に入っていただき、お茶会を行いました。
❏寄付の様子
本学の学生と先生方(招待客)との対面の様子です。
正客と末客は、本学の学生が務めています。学生達は、初めての茶会でとても緊張しながら挨拶をしています。ちゃんと笑顔で話せていますでしょうか?
❏懐石料理
この料理もすべて、茶道文化Ⅳを履修している学生達が作っています。
❏懐石料理を作っている様子
料理担当の顔は、真剣そのものです。
-料理を担当した学生からのコメント-
旬の食材を使った献立を考えるのは大変だった。彩りや味付けなど細かなところに気をつけるのが苦労しました。全て終えた時は、本当に嬉しかったです。
懐石膳は、こんな風に出来あがりました!
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椀盛は、懐石の中でもメイン料理です。
枝豆真署(えだまめしんじょ)にクコの実としいたけを添えています。お客様にとても喜んでいただきました。
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❏懐石料理をいただいている様子
正客と末客は、本学の学生です。
-正客を務めた学生からのコメント-
臨機応変さが必要だと実感しました。ずっと緊張し続けて大変でしたが、前よりもっとお茶のことを知ることができて、お茶が好きになりました。
❏炭点前の様子
懐石が終わったら。炭点前になります。
お客様の前では、普通にしているように見えますが、その前は・・・
「大丈夫かな?」
「できるかな?」
という学生の不安そうな声が漏れていました。
❏炭点前の準備の様子
火のつき具合が心配で、先生に炭をみてもらっています。
・・・「本番で火がつくかな???」
-炭点前を務めた学生からのコメント-
火がついたのは嬉しかったですが、炭をつぎすぎて釜が乗らなかったのが、心残りです!でも、濃茶や薄茶点前以外の点前を覚えることができて良かったです。
❏濃茶点前の様子
❏薄茶点前の様子
濃茶点前と薄茶点前は、留学生が担当をしました。日頃着なれない着物での点前でしたが、一生懸命にやっている姿はお客様にも伝わっていたようです。
今回、最初の茶会ということで学生達もとても緊張していましたが、招待したお客様もとてもやさしく接していただき、無事に終える事が出来ました。
この茶会を体験し、「もてなし」をすることの大変さを学びました。それと同時に「お茶ってすごいな」と改めて茶道の奥深さを学ぶことが出来ました。
<これから実施される正午の茶会日程>
8月10日(金)
8月18日(土)
8月31日(金)
9月7日(金)
9月23日(日)
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