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2013.01.09

【大学総合】国際観光学科尾場ゼミが“社会人基礎力育成グランプリ九州・沖縄地区 予選大会”に出場し、奨励賞を受賞

 大学生が学生生活を通じて「社会人基礎力」をどのように身につけ、どれだけ成長したかを競う「社会人基礎力育成グランプリ2013」(主催:日本経済新聞社、共催:経済産業省)の九州・沖縄地区予選大会に、国際観光学科尾場ゼミが書類審査を経て出場し、奨励賞を受賞しました。

 九州・沖縄地区予選大会は、2012年11月21日(水)に、福岡市の日本経済新聞社西部支社において開催され、九州内の10大学11チームが出場。国際観光学科の尾場ゼミは、昨年に続き2年連続の出場で、取組名称「産官民と大学生の地域活性化への取組み 地域振興イベントの企画運営と情報発信」をテーマに発表を行いました。

 これまで尾場ゼミでは、子どもや若者、一般市民を対象として、「コミュニティFM(はっぴぃ!FM)によるラジオ番組の制作・放送」、「東日本大震災復興支援チャリティーライブ」、「ラブフェスin島瀬・弓張」など、地域活性化を図るため大小さまざまなイベントを企画・運営。学生たちは、どうしたら自分たちの街を元気にすることができるのかを考えながら、企業や行政、市民とともに試行錯誤を繰り返してきました。

 今回、社会人基礎力育成グランプリへの出場を尾場准教授より打診された当初は、一方で不安や大変だという思いを抱きながら、発表に向け1か月、ゼミ生一丸となって準備を進めてきました。

 発表に携わったメンバーは、取組や発表を振り返って次のように語ってくれました。

<高橋 祐貴子(たかはし ゆきこ):4年生>
「イベントを実際にやっている間は忙しくて目の前のことで精一杯でしたが、発表準備をする中で当時の気持ちなども含めて振り返ることができました。あらためて自分の成長を感じられたかなと思います」

<戸崎 優(とさき ゆう):4年生>
「人前に出ることがどちらかと言えば苦手で、これまでゼミ活動において、あまり表に出る方ではありませんでした。だから今回、発表する役割を担えたのは本当に良い機会でした」

<海田 明夢(かいだ ひろむ):4年生>
「3年生から尾場ゼミに入ったので、他のメンバーより参加したイベントが少なかったのだけれども、今回内容をまとめるうちに自分たちが在学する前の先輩たちが作り上げてきた様々なイベントも含めて、追体験することができた。また、学園祭やラジオ等のMCで、人前で話すことには自信をもっていたけど、オフィシャルな場でのプレゼンテーションについて、他大学の発表を見て、内容の構成の組み方、振る舞いや声の出し方など、まだまだ学ぶことの多さを知った」

 また、後輩たちに対しては、「自分たちが取り組んできたことを、他大学の学生も集まる公の場でプレゼンテーションする機会はなかなかなく、社会に出た時の良い経験、自信になると思う。各年のゼミメンバーの特色や個性を活かしながら、様々な地域活性化の取組を進めていって、社会人基礎力育成グランプリにも是非チャレンジしていってほしい」と今後の活躍を期待していました。


<担当教員コメント:国際観光学科 准教授 尾場 均


「少人数の授業(専門演習)で、メンバー全員が積極的に話し合い働きかけることで、全員の意識も高まり、地域活性化の活動を通して能動的な学習が実践できた。自ら考え学ぶことで、学生は成長している。今後もたくさんの活動を通し、社会人としての様々な力を身につけて欲しい。」

 

 

 


写真:発表の様子

写真:尾場ゼミメンバー

写真:表彰状

 


 

【社会人基礎力】

「前に踏み出す力(アクション)」、「考え抜く力(シンキング)」、「チームで働く力(チームワーク)」など3領域12項目にわたる「職場や地域社会の中で多様な人々とともに仕事をするうえで必要な基礎的な能力」として経済産業省が提言したもの。

詳細は「社会人基礎力.net」を参照。

 

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