大学総合トピックス
2014.03.12
【大学総合】インドネシア共和国Christian University of Indonesia TorajaでInternational Seminarを開催しました。
2014年1月16日、科学研究費助成海外学術B「紛争後の経済・社会・文化の変容と人々の適応―トラジャ族についての学際的研究」(平成23年(2011年)-平成25年(2013年))の調査研究の一環として、インドネシア共和国南スラウェシ州タナ・トラジャ県のChristian University of Indonesia Toraja 新キャンパスで、International Seminarを開催しました。
2000年前後のインドネシア共和国内の移住民が多い中央スラウェシでのイスラム教徒とキリスト教徒の衝突により、多くの人々が紛争地を逃れ新居住地で生活を始めています。本研究では、これらの小さなコミュニティで調査を続けました。
今回のInternational Seminarでは、将来の社会構築、文化創造、子供の教育、国際支援などについてたくさんの討議ができました。紛争から逃れてきた人々の側にたった社会を考えるスタートを日本とインドネシアがともに考える契機に本学として貢献できました。
上記科研研究代表者 長崎国際大学 人間社会学部 国際観光学科 教授 細田亜津子
写真は工学院大学大学院後藤研究室井口氏撮影
◆ 詳細は長崎国際大学図書館データベースにて公開中です。
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