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【大学総合】ながさき“F”プロジェクト 成果報告会&キャリア・トークカフェin長崎国際大学が開催されました。
2月21日(土)の午後、本学で「ながさき“F”プロジェクト 成果報告会&キャリア・トークカフェin長崎国際大学」が開催されました。
「ながさき“F”プロジェクト」とは、女性のキャリア形成を支援する長崎県のプロジェクトで、県内9つの大学から選出された女子学生メンバー17名が、県内で活躍するロールモデル(お手本となる人)への取材や交流を通して、自分達の生き方や働き方を主体的に考え、選択していく意識を醸成していくことを目的としています。本学からは田口華菜さん(社会福祉学科2年)と鶴佑佳さん(国際観光学科2年)の2名がプロジェクトメンバーとして半年間活動を行いました。
成果報告会では、4チームに分かれて活動したメンバーがロールモデルへの取材や半年間の活動の中で感じた事、また女性の生き方や働き方について考えた事などを報告しました。報告の中では、活動開始前は、「自分の限界を自分で作って取り組む前にあきらめていた」「現状に満足していた」「受動的だった」のが、活動後は「挑戦することの大切さを知った」「自分に厳しく妥協しないようになった」「迷ったら行動するという気持ちになった」「視野を広げることの大切さを知った」 「女でもできると勇気をもらった」と、活動を通して自分の生き方や働き方への考え方、また将来への意識が大きく変わったことが報告されました。当日はメンバーが実際に取材したロールモデルのうち8名の方が来場されていたこともあり、少し緊張気味でしたが、本学から参加した田口さんと鶴さんも「前に進む、やってみることの大切さを知った」と力強い報告をしてくれました。
後半は、キャリア・トークカフェとして、プロジェクトメンバーとロールモデル、そして本学の学生参加者が、ワールドカフェ形式で学生生活や就職活動、仕事や地域活動、結婚や家族のことなどプライベートについて語り合い、交流を深めました。最後には、各参加者が「20年後の自分から今の自分へ」メッセージをまとめ、終始和やかな雰囲気の中、キャリア・トークカフェは終了しました。
日本では女性も男性も、仕事と子育てや介護、地域活動などを両立させながら生きていくこと、働いていくことはまだまだ大変です。将来への期待と不安を抱える若い学生の皆さんにとっては、このプロジェクトでの活動、また本成果報告会とキャリア・トークカフェへの参加が、自分の生き方や働き方を改めて考える良い機会になったのではないかと思います。
「ながさき“F”プロジェクト」をはじめ、「大浦お慶プロジェクト」の詳細については、こちらをご覧ください。