大学総合トピックス
【大学総合】平成27年度卒業証書 修了証書・学位記授与式を挙行いたしました。
平成28年3月12日(土)に、長崎国際大学で13回目となる、平成27年度卒業証書 修了証書・学位記授与式を挙行いたしました。
今回の卒業式では、以下の通り334名の学部生が卒業し、7名の大学院生が修了しました。
【卒業・修了者数】
学部・研究科 | 学科・専攻 | 人数 |
---|---|---|
人間社会学部 | 国際観光学科 | 146名 |
社会福祉学科 | 54名 | |
健康管理学部 | 健康栄養学科 | 79名 |
薬学部 | 薬学科 | 55名 |
人間社会学研究科 | 観光学専攻(修士課程) | 1名 |
社会福祉学専攻(修士課程) | 2名 | |
健康管理学研究科 | 健康栄養学専攻(修士課程) | 4名 |
合計 | 341名 |
10:00から始まった式には、卒業生とその保護者・ご家族の皆様、教職員が出席したほか、朝長則男佐世保市長をはじめとする多くのご来賓の方にもご臨席いただくなど、約1,150名の方にご参集いただきました。
肌寒さが残りながらも青空の広がる中で始まった式では、開式の辞、国歌斉唱に続いて証書・学位記授与が行われ、各学科等から下記の総代がそれぞれ登壇して、卒業証書・修了証書・学位記を授与されました。
【総代】
学部・研究科 | 学科・専攻 | 氏名 |
---|---|---|
人間社会学部 | 国際観光学科 | 石井 雅也 |
社会福祉学科 | 畝本 こずえ | |
健康管理学部 | 健康栄養学科 | 重松 明日美 |
薬学部 | 薬学科 | 藤原 顕弘 |
健康管理学研究科 | 健康栄養学専攻 | 外尾 亜利珠 |
また、式中、以下の9名の卒業生に対し学長賞の表彰も併せて行われました。
【学長賞】
※GPA:Grade Point Average(グレード・ポイント・アベレージ)
このうち永峰 沙織さんは、2016年8月にブラジルで開催されるリオ五輪(The 31st Olympic Games Rio de Janeiro 2016)において、アーチェリー女子日本代表として活躍が期待されることが学長より併せて述べられました。
次に学長式辞の中で、安部直樹学長は卒業生に対し「過去は現代につながり、現代は未来への扉。大学の母体である九州文化学園は70年前の昭和20年に、戦争後の厳しい中で誕生した。一方本学は平成12年に地域の支援と期待の中で開学し今に至る。その間、社会ではリーマンショックや東日本大震災が起こり、地方では超高齢化や過疎化が進んでいる。そんな中、若者はグローバル社会にチャレンジしたり人と関わることが大切である。本を読んで先人の足跡を辿って考える知識を蓄え、自分の人生に使命感を持って実行する。そのためには誠実に、嘘をつかず、高をくくらず、正直で、まじめに真心を持ってことに当たって欲しい。生涯の友を得て、人を信頼し、人から信頼されるように、誠心誠意に取り組んで、地方創生の中で”まちづくり・ひとづくり”の役割を担い、成功されることを期待している。」と激励の言葉を述べ、卒業生の幸福と充実した人生を祈念しました。
また、朝長市長は、「現在の経済・社会情勢は明るい兆しが見えつつあるが、厳しい状況が続いている。こうした状況だからこそ、時代の動向を見据え、柔軟な発想と若いパワー、ゆるぎない信念をもって自分自身の未来を切り開いて欲しい。また大学の理念にあるように人間尊重、ホスピタリティといった感謝と思いやりの心を持って、地域を担い、社会の原動力となるような人材に成長されることを期待している。また卒業後、この地を離れることがあっても自然豊かな佐世保を誇りに思い、皆さんの若い力で郷土の発展、地方創生の実現に取り組んでいただきたい」と祝辞を述べられました。
こうしたお祝いの言葉を受けて、卒業生代表の薬学科の藤原 顕弘さんは、「6年前、大学生活に期待と不安を抱き、この体育館に集った日を昨日のことのように覚えている。高校との違いに戸惑いながらも、友人が増え、先生方との交流も深まっていった。更に学年が進むにつれ専門科目の割合が増え、研究室に配属して実験やディスカッションをする中で、改めて自分で選んだ学部学科に来たことを実感していった。いまこうした大学生活の重みの詰まった学位記を受け、社会人として歩み始めるにあたり、大学で身に付けた知識・技術を基盤として、社会に貢献していきたい」と挨拶しました。
一方、修了生代表の人間社会学研究科の井上 麗奈さんは「このような盛大で心温まる学位記授与式を迎えられ、学長をはじめとする教職員の皆様の多くの支援、ご来賓や家族の温かい気持ちに感謝したい。大学院に進学すると、様々な分野で活躍する社会人や外国人留学生も在籍しており、違った立場や視点で意見を出して議論し、見識を深めることができた。私自身は、長寿高齢化に着目し、早いうちから”死”に向けた準備をすることで、充実し豊かな最期を迎えられるのではないかということをテーマとして研究を進めてきたが、その途中、何度もくじけそうになったこともあり、寄り添ってくれた先生方のおかげで今日を迎えることができた。”いつも、人から。そして、心から。”という本学のモットーを忘れずに、一層の研鑽に努めて社会に貢献していきたい」と挨拶し、感謝の気持ちとこれからの決意を述べました。
最後に、出席者一同により校歌を斉唱し、卒業証書 修了証書・学位記授与式は、無事に閉式いたしました。
卒業生・修了生の皆様の今後のご活躍を、大学教職員一同、心より祈念いたしております。ご卒業、おめでとうございます。
また、ご臨席賜りましたご来賓の皆様、どうもありがとうございました。