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2017.03.11 大学総合

【大学総合】平成28年度卒業証書 修了証書・学位記授与式を挙行いたしました。

 

平成29年3月11日(土)に、長崎国際大学で14回目となる、平成28年度卒業証書 修了証書・学位記授与式を挙行いたしました。

今回の卒業式では、以下の通り343名の学部生が卒業し、5名の大学院生が修了しました。

【卒業・修了者数】

学部・研究科学科・専攻人数
人間社会学部 国際観光学科 156名
社会福祉学科 49名
健康管理学部 健康栄養学科 80名
薬学部 薬学科 58名
人間社会学研究科 観光学専攻(修士課程) 2名
社会福祉学専攻(修士課程) 2名
地域マネジメント専攻(博士後期課程) 1名
合計 348名

10:00から始まった式には、卒業生とその保護者・ご家族の皆様、教職員が出席したほか、朝長則男佐世保市長をはじめとする多くのご来賓の方にもご臨席いただくなど、約1,150名の方にご参集いただきました。

開式に先立ち、本日が3月11日ですので東日本大震災で被害に遭われた方に追悼の意を表し、黙とうを行いました。

その後、開式の辞、国歌斉唱に続いて証書・学位記授与が行われ、各学科等から下記の総代がそれぞれ登壇して、卒業証書・修了証書・学位記を授与されました。

 

【総代】

学部・研究科学科・専攻氏名
人間社会学部 国際観光学科 岩元 千華子
社会福祉学科 松本 あゆみ
健康管理学部 健康栄養学科 呉屋 佑南
薬学部 薬学科 江﨑 のぞみ
人間社会学研究科 地域マネジメント専攻 池田 拓朗

    

また、式中、以下の5名の卒業生に対し学長賞の表彰も併せて行われました。

【学長賞】

理由学部学科氏名備考
学業成績優秀 人間社会学部 国際観光学科 岩元 千華子 GPA 1位
社会福祉学科 松本 あゆみ GPA 1位
健康管理学部 健康栄養学科 川本 美咲 GPA 1位
薬学部 薬学科 江﨑 のぞみ GPA 1位
スポーツ成績優秀 人間社会学部 国際観光学科

鳥居 佳世(第26回全日本学生アーチェリー選手権大会のため欠席)

アーチェリー

※GPA:Grade Point Average(グレード・ポイント・アベレージ)

    

理事長告辞の中で、安部直樹理事長は卒業生に対し「国は「人、まち、仕事」をスローガンに地方創生を政策として上げている。AIも地方創生も必要なことは「人間らしさ」、喜怒哀楽を求める人間としての感性、人間に備わったやる気やあきらめない「意欲」、そして人が助け合う絆を求める「協調性」である。絆の半分は相手、あとの半分は自分、その糸がつながって一本になる「人間らしさ」、「感性」、「意欲」、「協調性」は人間としての専売特許だと思う。皆さんが出向く街は皆さんの出番を心待ちにしている。地方創生リーダーになって欲しい。前向きに、チャレンジ精神を忘れずに、そして高い人格を有して生きる、これが本学が皆さんに知って欲しかった心である。体に気を付けて元気に生きて頂きたい。」と述べました。

次に学長式辞の中で、中島憲一郎学長は卒業生に対し「禅の言葉で世間に親しまれているものの一つに、「光陰矢の如し」というのがある。光と陰とは太陽と月のこと。矢を放った後の様に、時間は瞬く間に過ぎていく。毎日が目まぐるしく過ぎていくが、一日も後戻りすることはない。しかし太陽は常に同じ様子で光り輝いており、月も変わらぬ満ち引きを行っている。このリズムが大切。自身の小さな考えの中で自転し、空回りした時間を過ごしてしまわないように、皆さんも一日に一度は空を見上げて太陽や月のリズムを感じて欲しい。今日から社会に巣立つ皆さん、本学のモットーである「いつも、人から。そして、心から。」の気持ちをいつまでも大切にしていただき、他人の気持ちを思いやる礼儀正しい人として立派に活躍されることを願っている。」と激励の言葉を述べ、卒業生の幸福と充実した人生を祈念しました。

また、朝長市長は、「現在の経済・社会情勢は明るい兆しが見えつつあるものの、厳しい状況が続いている。こうした状況だからこそ、時代の動向を見据え、今まで培ったものを礎に、柔軟な発想と若いパワー、ゆるぎない信念をもって自分自身の未来を切り開いて欲しい。また大学の理念にあるように人間尊重、ホスピタリティといった常に感謝と思いやりの心を持って、地域・社会を担い、よりよい社会を築き上げる原動力になることを大いに期待している。卒業後、この地を離れることがあっても自然豊かな佐世保を誇りに思い、皆さんの若い力で郷土の発展、地方創生の実現に取り組んでいただきたい。」と祝辞を述べられました。

こうしたお祝いの言葉を受けて、卒業生代表の国際観光学科の岩元 千華子さんは、「4年前、まだ名前を知らない仲間と共に、この体育館で入学式を迎えた。観光業界を目標にしていた私にとって、この長崎国際大学は最高の環境でした。ハウステンボスという日本屈指のテーマパークを身近に感じながら、座学だけでなく、実際に経験を積むことができる授業。様々な国の留学生との交流や留学。真のおもてなしとは何か、を考えさせられた茶道文化。4年間の中で、本当に様々なことを経験させて頂いた。本学で学んだ知識はもちろん、ホスピタリティの精神をいつも忘れることなく、人との出会いを大切に日々精進していく。」と挨拶しました。

一方、修了生代表の人間社会学研究科の池田 拓朗さんは「このような盛大で心温まる学位記授与式を迎えられ、理事長、学長をはじめとする教職員の皆様の多くの支援に感謝したい。平成24年に長崎国際大学に入学してから9年の歳月が流れた。大学院に入学後は、学部・修士の時代から取り組んでいた長崎寺町の研究を基盤とし、研究の領域を長崎のキリスト教聖地に広げ、長崎における聖地ツーリズムに関する研究を行ってきた。一方で、難しい課題などがあり、何度も壁にぶつかったが、そのような時に親身に・熱心に最後まで丁寧にご指導を頂き、私の支えとなったのが木村教授をはじめとした諸先生方であった。このように自分の人生の転機となり研究をすることの意義を感じ、人間的にも成長することができた環境を提供して頂いた長崎国際大学を修了できることを誇りに思う。”いつも、人から。そして、心から。”の教えが示す通り、人と人とが関わりあうことによって初めてより良いものを創り出すことができるのだと思う。この教えを胸に刻み、常に学ぶ姿勢を忘れず、これからも日々昇進していく。」と挨拶し、感謝の気持ちとこれからの決意を述べました。

最後に、出席者一同により校歌を斉唱し、卒業証書 修了証書・学位記授与式は、無事に閉式いたしました。

卒業生・修了生の皆様の今後のご活躍を、大学教職員一同、心より祈念いたしております。ご卒業、おめでとうございます。

また、ご臨席賜りましたご来賓の皆様、どうもありがとうございました。

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