大学総合トピックス
【大学総合】平成29年度長崎国際大学入学式を挙行いたしました。
平成29年4月3日(月)、平成29年度長崎国際大学の学部及び大学院の春季入学式が挙行され、国内では北は北海道、南は沖縄まで、また海外からは世界8カ国・地域からの留学生66名を含む過去最高の550名の新入生が入学いたしました。
まず初めに、国歌を斉唱した後、中島 憲一郎 学長より、下記の新入生550名に対する入学許可が読み上げられました。
人間社会学部 | 国際観光学科 | 257名 |
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社会福祉学科 | 71名 | |
健康管理学部 | 健康栄養学科 | 90名 |
薬学部 | 薬学科(6年制) | 121名 |
人間社会学研究科 | 観光学専攻(修士課程) | 1名 |
社会福祉学専攻(修士課程) | 2名 | |
健康管理学研究科 | 健康栄養学専攻(修士課程) | 4名 |
薬学研究科 | 医療薬学専攻(4年制博士課程) | 4名 |
次に、学校法人九州文化学園を代表して、安部 直樹 理事長が告辞を行い、”今年又晴れた朝です初桜”と晴天に恵まれた今日の良き日を詠んだ句に続けて、「本学を経営する学校法人九州文化学園は昭和20年に誕生し、今年で72周年を経てきました。大学は平成12年、長崎県初めての公私協力型の大学として、「いつも人から心から」というホスピタリティの心を理念として発足しました。大学で学ぶことで、皆さんはどんどん成長し、その成長ぶりによって新たな世界が見えてきます。多くの友達、教職員、地域の方々との出会い、キャンパス生活の充実の中で、新たな自己発見になることを期待しています」と歓迎の言葉で迎えました。
引き続き、中島 学長は式辞の中で、「幾多の大学の中から本学を選択して見事に入学を果たされた皆さんに、心からお祝いを申し上げます。本日からスタートする大学生活は高校生活とは違い戸惑うこともあるかもしれませんが、国際交流・留学生支援センターやキャンパス・ライフヘルスサポートセンターを始め、全教職員や在校生が全力を挙げてサポートしていきます。入学するにあたって抱いていた思いを実現するために、不断の努力を積み重ね、夢や希望を叶えてください。”努力に勝る天才なし”。学修に加え、部活動やボランティアなどにも積極的に参加し、団結すること、協働すること、支援することの重要さを体験して理解し、自らを高めてください。またご両親やご家族の支援があって、この場に立てていることを忘れず、入学した今日の気持ちを大切に、決してくじけずにゴールを目指して下さい」と激励いたしました。
また数多くのご来賓の皆様を代表して、朝長 則男 佐世保市長が「学生生活は皆さんが想像するよりもはるかに早く過ぎていきます。一日一日を大切に過ごし、学生時代にしかできない思い出をたくさん作ってください。世の中に目を向けると、地方の人口減少、少子高齢社会の進行、地域間格差など多くの課題に直面している中で、皆さんの無限の可能性を秘めた若い力が必要であり、新しい時代を切り開く力が求められています。知識や教養、コミュニケーション能力を身に付け、変化の激しい社会をたくましく生き抜く力を養ってください」と激励されるとともに、「ハウステンボスや西海国立公園などの豊かな資源を持つ佐世保市全体をキャンパスとして活動し、第二のふるさととして健康で有意義な学生生活を送られることを祈念いたします」と佐世保市民を代表して祝辞を述べられました。
入学生代表宣誓では、人間社会学部 社会福祉学科の山科 祐子さんが、「入学生530名は、長崎国際大学の基本理念である”人間尊重”を深く理解し、全学共通科目や学科の専門科目を学べるシステムを最大限に活用し、”いのち・健康・暮らし”を第一に考えることのできる人間を目指していきます。東日本大震災から6年、熊本地震からおよそ1年が経とうとしていますが、いまだ復興が進んでおらず、今も自分の家で生活ができない人々が大勢いらっしゃる中、今ある生活を当たり前と思わず、普通の生活を送れることに感謝し、様々なことに挑戦していきます」と力強く宣誓しました。
新入生は、各種オリエンテーションを受け、4月7日(金)からの授業開始に向けて、本格的な学生生活をスタートさせます。