長崎国際大学学生の皆さん！昨日から新年度の授業が始まりましたが、いかがでしたか？一部うまくアクセスできなかったり、回線のトラブルがあったりしたようですが、多くの学生さんは何とかこの新しい授業形態にアジャストできたようです。ご協力に感謝します。

　現在本学の教員は日夜、少しでも判りやすい教材を提供できるよう授業のコンテントの準備に余念がありませんし、それを支える事務の方々も一生懸命努力しております。またネット環境も少しでも良質の画像、音声がお届けできるようこれからも鋭意努力していくことをお約束いたします。

　この状況は、長崎国際大学に限ったことではなく、国公私立を問わずほぼ全国の大学で同様で、試行錯誤が続いていますが、いろいろな大学の情報も集めながら、ベストのものを構築して参ります。

　前回も申しましたが、この授業形式は、新型コロナウイルスが去った後もIT技術の導入促進と相まって、ある程度取り入れられる事業形式になることは必定ですから、これを使いこなすトレーニングには絶好の機会だとポジティブに捉え将来に生かしてていきましょう。

最後に生き残る者は

最も強い者でも

最も賢いものでもなく

最も変化できるものである

チャールズ・ダーウィン

　我々人類の源が38億年前誕生して現在に至るまで進化できたのは、氷河期をはじめ地球環境が激変してきた中で、進化し、変化し、必死で適応してきたからに他なりません。日々刻々と変化する状況の中で、教員、事務、学生の皆さんが一体となり、one teamでこの難局を乗り切って参りましょう。協力しあえば、必ず良いものができます。

　この週末は引き続き「三密」を避け、イタリアのコンテ首相の「明日、情熱的に抱きしめあえるように、今日は離れていましょう」という言葉を思い出し、残念ですがあなたの友人や愛する人と距離を取りましょう。必ず清々しい「夜明け」はやってきます。

　今週のお勧めの映画は、「コンティジョン」－挫傷―という意味になりますが、ウイルス感染によって世界で引き起こされるカオスを描いていて、臨場感があります。お勧めの本は中野信子著「空気を読む脳」です。ストレスがたまる日々の中でヒントを得ることができるかもしれません。

　どうか皆さん、工夫して充実した週末をお送りください。授業の予習・復習もお忘れなく。

長崎国際大学　学長　安東　由喜雄

学生の皆さんはポートフォリオから動画もご確認ください。