学長の安東です。学生の皆様には、いろいろと不便をおかけしておりますが、遠隔授業に取り組んでいただき、誠にありがとうございます。教員たちは少しでも判りやすい授業をと日夜教材づくりに余念がありません。

　昨今のニュースでご存じのことと思いますが、大変喜ばしいことに、現在、佐世保はもう約3週間にわたり新たな新型コロナウイルス感染者が発生していません。また本学の学生の中にも現在感染を疑っている学生は皆無です。最近、長崎市で、豪華客船の寄港に伴い外国人の感染者がでましたが、県民の感染までには及んでおらず、長崎県は日本全国を見渡してもとりわけ安全な地域になっております。

　日本全国に出されている緊急事態宣言を理解し、「ステイホーム」を守り、このゴールデンウィークをうまく乗り切れば、やがて対面授業も可能になり、正常の大学に戻るものと期待しているところです。この様な中で、学生諸君は規律を持ち、慣れないオンライン授業を受け、日々頑張っているようです。

　ここで保護者の方々にお願いでございますが、学生の物心両面の支援に関しましては、どうぞ宅急便、郵便、電話、メール、ライン、スカイプ、ZOOMなどをうまく使っていただきたいと思います。日々ご心配な気持ちは十分理解できますが、とりわけ、県外から来県されますと、思いもかけず、感染のクラスターを作ってしまう可能性がありますので、どうぞ自粛してくださいますようお願い申し上げます。ここが我慢のしどころかと心得ております。

　私が住んでおりました熊本は加藤清正の作った熊本城をモチーフとして、このコロナ禍のさなか、「籠城じゃ！」というフレーズが話題になっております。どうぞ皆さま、ゴールデンウィークはこの「籠城じゃ！そして戦に勝つのじゃ」を合言葉にして、このゴールデンウィークを、みんなでGWすなわち、我慢ウィークに変えていこうではありませんか。どうぞよろしくお願いいたします。

長崎国際大学

学長　安東 由喜雄

学生の皆さんはポートフォリオから動画もご確認ください。