大学総合トピックス
ウィズコロナ社会実現のための長崎国際大学の取り組み
- 学生のことを考え、徹底した感染対策で「後期授業」は8割を対面形式で開始!
9月24日から開始した後期授業の開設科目のうち8割の授業を対面形式にて行います。
本来、大学の授業の醍醐味は『対面での迫力のある授業』であり、学生と教職員、学生同士の結びつきを確保することであると考えています。
これまでのコロナ禍においては、対面授業と遠隔授業を併用してきましたが、学内で行ったワクチンの接種状況(大学拠点接種)の割合が高いことや「新しい生活様式」を確立したことで、後期授業から8割を対面授業として行うことが可能と判断しました。このことは、学生・教職員が一体となり過酷であったこの1年半を乗り越えた結果であると考えています。
- 新型コロナウイルス(COVID-19)対策を徹底しクラスターを未然に防ぐ!
新型コロナウイルス(COVID-19)を学内に持ち込まない・拡大させないことを念頭に置き昨夏、PCR検査所として『NIU疾患検査センター』を国内で初めて学内に開設し、大学連携協力機関として開院した『利休庵診療所』と協調して、体調のすぐれない学生・教職員に対し検査から診察・治療まで、一連して大学で実施できる体制を構築しました。
この試みは、学内だけでなく地域からの多様な検査依頼にも対応しており、本学が立地する長崎県北地域のクラスター化を未然に防ぎ、罹患者の低減を図ることに寄与しています。
- 九州地区の大学で唯一「ワクチン接種」を6月に開始。学長によるワクチン接種の安全性・必要性を動画配信!
新型コロナワクチン接種率 | |
学生 | 85% |
教職員 | 95% |
新型コロナウイルスワクチンの「大学拠点接種(職域接種)」を九州・沖縄地区の大学に先駆け6月21日から開始し、2回目の接種を8月末に完了しました。ワクチンの接種状況は、在学生が85%、教職員についても95%と接種率の割合が高いことから学生・教職員等の健康と安全が守られると判断し「対面授業」へ移行するとともに学習環境を整えることとしました。
また、コロナワクチンに関する地域の負担を軽減し接種の加速を図るとともに、新型コロナウイルスの収束に向けての社会の要請に応えるべく、地域経済を支える観光産業関連企業や地域住民、近隣の看護学校、他大学の留学予定者等を対象にワクチン接種を行っています。
- 対面授業開始後も引き続き日常的な感染症対策の徹底を行う!
全学生・教職員を対象としたWEBによる「4項目の健康観察項目(9月末までは9項目で実施)」の報告の他、学内での消毒の徹底、検温装置・CO2センサーの設置、学内各スペースへのアクリル間仕切り設置などのハード対策を細かく行っています。また、学生へは、HPや学内ポータルサイトを通じて、「授業形態」や「学生のこころとからだの健康管理」、「コロナ禍の状況下における対応」等について、さまざまな情報発信を行うと共に、在学生アンケートや学長カフェ等において積極的に学生の意見を取り入れ常に改善を心がけています。