大学院トピックス
2024.08.27
【大学院】人間社会学研究科授業「事例研究(地域医療・保健)」において、長崎大学病院地域医療連携センターで実習させていただきました。
長崎国際大学人間社会学研究科1年生2名、担当教員1名で8月1日(木)に長崎大学病院地域医療連携センターを訪問し、高度急性期病院でのMSW活動について事例を通して学修させていただきました。
実習では、まず、センターの役割とMSWの業務内容の説明を受けた後、主に後方支援プロセスについて、資料を用いて説明を受けました。その後、各学生はそれぞれの担当MSWの方のその日の支援に同行させていただきました。短時間の中、2~3事例の方への相談支援のために、各病棟や院内の部署へ訪問し、事例の方への支援の実際と多職種でのカンファレンスに参加させていただきました。すべての専門職が深い医療・福祉の知識を持ち合わせており、今後の支援に関する方針や患者の希望を汲み取り、患者にとってベストな選択ができるよう充実した話し合いが行われていて大変、感銘を受けました。高度な医療技術の提供、円滑な退院支援が行われていることを肌で感じることができました。その後、お互いの体験について活発なディスカッション、質疑応答をおこなうことができました。
今回の学修を通じて、今後の医療と福祉のさらなる連携強化の必要性と質向上にむけた更なる展開について考える貴重な機会となりました。長崎大学病院地域医療連携センター部長、師長様はじめ、MSWの皆様に深く感謝申し上げます。
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