本大学院薬学研究科医療薬学専攻の福成温助手（博士課程2年・感染制御学研究室/アミロイドーシス病態解析学寄付研究所 所属）は令和6年10月18日、まつもと市民芸術会館（長野県松本市）で開催された第11回日本アミロイドーシス学会学術集会においてポスター発表を行い、優秀演題賞を受賞しました。

演題

眼ATTRアミロイドーシス治療を目指したアルギニンのTTRに対する影響の検討

研究内容

ATTRアミロイドーシスは加齢や遺伝子変異によるトランスサイレチン(TTR)の構造不安定化や凝集が原因となり発症する疾患です。本研究では、アミノ酸であるアルギニンのTTRの構造安定性や凝集に対する効果を調べるとともに、眼アミロイドーシス治療への有効性についての検討を行いました。

　本研究を足がかりとして、ATTRアミロイドーシスに対する新たな治療・予防法の開発が進むことが期待されます。