大学院トピックス
2017.09.15
【大学院】臼井千尋さんがYoung Best Presentation Awardを受賞しました
本大学院薬学研究科医療薬学専攻:臼井千尋助手(博士課程2年・環境毒性学研究室所属・研究指導教員:小川由起子教授、佐藤博准教授)は平成29年9月9日、10日の両日、東京理科大学葛飾キャンパス(東京都葛飾区)で開催されたAsia/ CJK symposium on analytical chemistry 2017にて講演題名”Identification of the antimicrobial ingredients emitted from strain TM-I-3 and study of the antimicrobial activity of TM-I-3 under spore state“のポスター発表を行い、厳正な審査の結果、Young Best Presentation Awardを受賞しました。
Asia/ CJK symposium on analytical chemistryは、日本分析学会主催の国際シンポジウムで、日中韓の様々な分析の分野で活躍する研究者が活発に研究と交流と懇親を深めることを目的に開催されています。今回のYoung Best Presentation Awardは主に分析分野に携わる若手研究者の中から選考されました。
臼井助手は「TM-I-3株による非接触状態における抗菌活性物質の同定および芽胞状態での抗菌活性の探索」(日本語訳)という演題で発表を行いました。天然の微生物を利用した非接触的な抗真菌作用のメカニズムの解明のために、麻布大学・獣医学部 杉田和俊講師との共同研究により、GC/MSを主とし工夫した分析手法に着手し結果を得られた点が評価され、今回の受賞に繋がりました。
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