国際交流トピックス
【国際交流】国内大学連携大学生訪日研修プログラムで、浙江大学城市学院の毛静妍さんが来学しました。
国際観光学科4年 北村俊子
国際交流基金関西国際センター主催の国内大学連携大学生訪日研修プログラムで、浙江大学城市学院の毛静妍(もう しずか)さんが4月9日(月)から11日(水)まで来学し、私の家族がホストファミリーを引き受けましたので、ご紹介させていただきます。
1日目は、お昼過ぎにハウステンボス駅に到着した静妍さんと大学で初めてお会いしました。国際交流・留学生センターの田渕センター長や担当の中野教授とお話をし、同じ名前であるドラえもんのシズカちゃんの話題に花が咲きました。
そして家に帰る途中、日本の桜が見たいという静妍さんと、ニミッツパーク、佐世保公園を訪れました。綺麗な桜にうっとりしていました。
夜は父の好きな世知原にある「山暖簾」という温泉へ行って、のんびり過ごしました。
初めての九州までの旅行で疲れていた静妍さんは、ぐっすり眠れたと喜んでくれました。
2日目は、静妍さんはお刺身が好きだということを聞き、朝5時30分に起きて万津町にある朝市へ、父と妹の4人で行きました。新鮮なお魚を、夕食の手巻き寿司のために購入しました。その後、9:00から始まる大学の講義に出かけ、午前中は宗教学(木村教授)、茶道文化ⅠA(嶋内教授)の授業を見学し、昼食は日本庶民の代表的な味であるお味噌汁や野菜の煮つけを学食でいただきました。「おいしい!」って。学食のおばさん、ありがとう!
午後からは、本学の特徴である少人数ゼミ・専門演習(城前先生)の授業を見学しました。授業は3年生のゼミで、昨年の学祭時に学術発表した「東北大震災が長崎県の観光にもたらした影響について」でした。静妍さんも中国で震災のニュースを聞いていたようで、真剣に聞いて、意見を述べてくれました。その後は、長崎国際大学の第2のキャンパスであるハウステンボスに遊びに行きました。スリラー館に入ったり、色とりどりの花々の中で写真を撮ったりして、良いお土産ができました。
夕食は、市場を思い出しながら手巻き寿司をいただき、食後は家族で日本のトランプ遊びをし、大笑いして楽しい時を過ごしました。
3日目は、午前中日本語コミュニケーション(田渕教授)の授業を見学してからハウステンボス駅へ行き、母と妹も来て、お別れをしました。
大変短い提携大学訪問でしたが、世界中から関西国際センターに集まって研修を受けている学生たちに負けない、楽しい時を過ごしてもらえたと思っています。今回育んだ友情を、いつまでも大切にしていきたいです。静妍さんが、ハウステンボス号の窓から見せてくれた「ながさき♡」の走り書きの画用紙を決して忘れません。
毛静妍さん、お疲れ様でした。そして、ありがとう!