12月14日（土）に、佐世保地域留学生支援交流推進協議会主催の「令和6年度留学生モニターツアー」が開催され、本学からは留学生5名が参加しました。

　留学生モニターツアーは、佐世保市内４つの高等教育機関に通う外国人留学生が佐世保市およびその周辺の観光地に訪れ、地域の魅力をSNSを通じて友人や家族に発信するとともに、外国人観光客の視点から観光地や観光資源の課題および改善策を提案することを目的としています。

　今回のモニターツアーでは、まず国指定の特別史跡である福井洞窟および福井洞窟ミュージアムを見学し、シーグラスアクセサリー作りを体験しながら海洋ゴミ問題について考える機会を得ました。昼食は松浦市名物のアジフライランチを楽しみ、午後には松浦一酒造を訪れて日本清酒の製造工程について学びました。その後、伊万里市にある「秘窯の里・大川内山」を散策し、鍋島藩が幕府に献上する最高級の磁器を製造していた歴史や、技術流出を防ぐために関所が設けられていたことを知りました。

　参加した留学生からは、「自然や歴史に触れる機会があり、とても充実していました」「新しい体験がたくさんできて楽しかった」「モノづくりの楽しさを感じました」といった感想がありました。また、他大学の留学生と交流する良い機会にもなったとの声もありました。

　今後も教育機関・地域・行政等と連携し、このようなイベントを実施していきたいと考えています。