国際交流トピックス
2025.02.27
【国際交流】イギリスのバートン&サウスダービシャー大学の研修生が雲仙・島原で野外学習をしました。
2月21日(金)に、長崎国際大学の交流協定校であるイギリスのバートン&サウスダービシャー大学の6名(学生5名、教員1名)が、本学国際交流・留学生支援センターの教職員2名の案内で長崎県南部の島原半島を訪れ、雄大で美しい自然景観や特異な歴史および観光の現状を学習しました。
①雲仙火山と山岳信仰
- 仁田峠(標高1000m)から雲仙ロープウエイで妙見岳(標高1333m)に登り、日本で一番新しい活火山の平成新山(1996年誕生、標高1483m)を眺望。
- 妙見岳山頂の妙見神社に参拝。
②雲仙温泉と雲仙地獄
- 外国人避暑地時代の1935(昭和10)年に開業した雲仙観光ホテルを視察。
- 雲仙地獄のすさまじい熱湯湧出現象を体感。温泉生成のしくみを学習。
- 雲仙温泉(標高700m)の温泉神社と701(大宝元)年開山の満明寺を参詣。
③島原城と城下町
- 江戸時代の城下町であった島原の歴史と観光を学ぶ。
イギリス人の大学生と教員は、初来日で初めて見た激しく湧出する雲仙地獄の熱湯、白い火山ガス・水蒸気を噴出する平成新山の火山風景に大いに感動していました。また、明治時代から昭和初期に長崎の奥座敷の外国人避暑地として栄えた雲仙温泉が、イギリスの影響を受けていることも理解できたようです。
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