6月6日（水）「スポーツ時の栄養補給と水分補給」と題して熱中症対策講習会を開催し、学生254名および教職員8名の参加がありました。
　夏本番を前に、大塚製薬株式会社　森岡剛氏を講師に迎え、運動時の水分補給のポイントや日頃の食事管理、質の良い睡眠のとり方など、熱中症を予防するための様々な注意点について学びました。
　平均気温が上昇している昨今の環境変化に伴って、ヒトの体温も上昇しやすくなっており、熱失神・熱けいれん・熱疲労・熱射病の4つの病態について理解を深め、これらの症状への早めの対策が重要との話がありました。
　今回参加した学生の多くが運動系サークルに所属しており、サークル活動中にできる熱中症対策やスポーツを行っていくにあたって学んでおくべきことなど、熱心に耳を傾けていました。また、気温の高さだけでなく湿度の高さにも注意が必要で、文科系サークルに所属する学生や教職員にとっても熱中症の危険性を再確認する機会となりました。
　今回も、昨年度の講習会と同様、参加者にはスポーツ飲料が配布され、「自分のペースにあった水分・塩分補給」を心がけることが大切との説明がありました。
　日頃の活動やスポーツの場において今回の熱中症対策講習会で学んだことを活かし、暑い夏を乗り切りましょう！