長崎国際大学では、平成27年5月から7月にかけて、３学部４学科の１年生全員を対象に「心肺蘇生法とAED使用」の講習会が開催されました。

　体育や部活動などで体を動かす機会の多い大学生活。不測の事態発生時に明暗を分けるのは、救急車が到着するのまでの一次救命処置と言われます。本大学でも万が一に備え、敷地内に6台のAEDを設置しております。

　昨年度に引き続き、「心肺蘇生法とAED使用」のご指導をしてくださったのは、佐世保市東消防署の隊員の方々です。学生達は、いざという時に冷静に対処できるよう、モデル人形を使用して、本番さながらに救命手当ての流れを体験しました。心臓マッサージでは、手を胸骨にあて、肘をまっすぐ伸ばして体重をかけ、垂直に圧迫する蘇生法を体験し学びました。AEDを用いた除細動の救急処置については、音声にしたがって電極パッドを貼るなど体験しました。

　「もしも、あなたの近くにいる人が、突然倒れたら…」学生ひとりひとりが、つなげられる命があることを学ぶ機会となりました。