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【空手道部】全九州大学空手道選手権大会において男子団体組手初優勝!

 平成28年10月16日(日)に九州産業大学体育館(福岡県福岡市)で開催されました第65回全九州大学空手道選手権大会に本学空手道部が出場しました。本大会は4年生にとっては最後の九州大会であり、形選手に関しては全日本大学選手権出場もかかった重要な試合のため、選手はこの大会にむけて一年間技を磨き、日々鍛練を行って参りました。

 団体形は男女ともに指定形による予選、得意形による決勝で演武し、勝敗を決めます。男子の結果は、残念ながら沖縄勢に勝利することができず、惜しくも予選敗退でした。女子は予選を一位通過し、一昨年度に続いての決勝戦進出となりました。良い流れできているかと思いましたが、決勝では大きなミスが敗因となり、準優勝という結果に終わりました。

 共に練習の成果を発揮しましたが、惜しくも目標である優勝には届きませんでした。しかし女子団体形に関しては、全日本大会出場の切符を手にしました。

 男子団体組手の1回戦は、名桜大学に5-0で勝利、続く2回戦は佐賀大学に3-2で勝利、準々決勝では九州大学に3-0、山場である準決勝では福岡大学と対戦し、接戦の末、3-2で勝利しました。決勝の相手は何度も対戦してきた宮崎産業経営大学でした。先鋒戦は取られてしまいましたが、次鋒・平野誠也(国際観光学科3年)、白石智哉 (同学科2年)、松尾和弥(同学科4年)の3名が気持ちの入った試合を行った結果、見事三連勝し、念願であった初の男子団体組手優勝を成し遂げることができました。

 女子団体組手の1回戦はシード、2回戦は中村学園大学に3-0で勝利、続く準決勝では九州産業大学と対戦し、残念ながら0-2と敗れてしまいました。女子団体組手の優勝は九州産業大学でした。

 試合後の表彰式では、坂口優太(国際観光学科4年)・松尾和弥(同4年)・平野誠也(同学科3年)・信永ひかり(同学科3年)・白石智哉(同学科2年)・久住呂健也(同学科2年)の計6名が優秀選手賞を受賞しました。また、男女団体組手および女子団体形は11月19,20日(土・日)に開催されます第60回全日本大学空手道選手権大会(東京都)の出場致します。

 応援に駆けつけてくださいました保護者、後援会の皆さま、OB&OGの皆さま、学生の皆さん応援ありがとうございました!今後とも皆様の応援よろしくお願いいたします。

<大会後の選手のコメント>

坂口優太(国際観光学科4年):

 男子組手は創部から全九州大会優勝を目指して日々練習に取り組んできました。そして、創部8年目にして悲願の初優勝を飾ることができました。それも、指導者の先生方、保護者、OB、OGの先輩方の支えがあったからだと思います。また、学校の先生や長崎国際大学の関係者には感謝の気持ちでいっぱいです。来月開催される全日本選手権大会でも良い結果を残せるように頑張りますので、今後とも長崎国際大学空手道部へのご支援のほどをよろしくお願い申し上げます。

當麻那月(国際観光学科4年):

 10月16日に行われた全九州空手道選手権は6連覇がかかった大事な試合でした。この試合に向けて夏休みに二部練を実施し、毎試合ごとの反省点をもとに練習メニューの改善などを行ってきました。しかし、今回3位という悔しい結果でおわってしまいました。ですが、積極的に勝負する、蹴りでポイントを取るなど以前からの課題であったことが改善できた試合でもありました。今回の試合で気づいた反省点をしっかり改善し、良かった点を伸ばし、ポイントに繋がるように取り組んでいきたいと思います。11月にある全日本学生で今年度の大会が終わります。悔いの残らないように今自分たちが持てる力を全て出し切り、結果に繋げられるようにチーム一丸となって頑張りますので、今後ともたくさんの応援よろしくお願いします。

飯村真由(国際観光学科4年):

 形は男女アベックを目標としてきましたが、男女とも悔しい結果に終わってしまいました。女子は夏オフから毎回3部練習を行い、どこにも負けないチームを目指してきましたが、優勝には手が届きませんでした。3部練習にもついてきてくれたメンバーにはほんとに感謝しています。優勝という言葉に嫌われてきた4年間でしたが、全日本の舞台に団体で出場する切符は手に入れたので、気持ちを切り替えて頑張っていこうと思います。あと1ヶ月応援よろしくお願いします。

谷川淳一郎(国際観光学科3年):

 今回、男子団体形は九州大会で敗れてしまい、全日本大会の出場を逃してしまいました。今回の大会では自分達でリズムを作りすぎてしまい、リズムが間延びして、指定形からずれた形をしてしまいました。また、他のチームに比べて息吹や道着を叩く音が目立ってしまったことが大きな敗因だと思います。ただ、練習通りの形は出来ており、目立ったずれはなかったように感じました。今後の課題としては、トップ選手の形をみてリズムの取り方や体の使い方を研究していこうと思います。昨年に続き、今年度も全日本に出場できず終わってしまったため、来年度こそは全九州大会優勝、そして全日本大会に出場したいと思います。

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