社会連携トピックス
平成21(2009)年度前期公開講座のお知らせ
長崎国際大学公開講座
時代の潮流を学ぶ
平成21(2009)年前期公開講座
時期 平成21(2009)年5月16日〜6月20日の土曜日全6回
時間 午後1時30分から100分(途中10分休憩含む)
会場 長崎国際大学
定員 150名
受講料 無料 (ただし資料代500円)
申し込み方法 お名前、ご住所、お電話番号を電話・FAX・はがきにてお知らせください。(定員になり次第締め切ります)
コミュニティケアを開拓するボランティア活動
第1回:5月16日 コミュニティケアを開拓するボランティア活動
人間社会学部社会福祉学科 教授 濱﨑 裕子
高齢者介護は、施設から住宅へと移行するように進められています。そこで家族だけでは抱えきれない問題をコミュニティ(地域)でどのように支えていけばよいかということが社会問題となっています。これに関して、ひとりの人の生活課題を解決するために多くの人を巻き込んでいく過程を通してコミュニティケアを切り拓いていった事例を紹介し、そこに欠かせないボランティア活動に焦点をあてて考えてみましょう。
大麻マリファナはなぜ有害なのか?
第2回:6月23日 大麻マリファナはなぜ有害なのか?
薬学部薬学科 教授 山本 経之
大麻の乱用は、わが国では増加傾向を示し、近年大きな社会問題と成っています。違法薬物は1回の使用でも「乱用」です。また医薬品も不正使用すれば「薬物乱用」です。薬物乱用のない健全な社会の構築は、「ダメ!ゼッタイ!!」の掛け声だけでは、絶対ダメです。大麻が何故有害なのか-医学/薬学的な視野から、また、社会的な視野から共に考えてみましょう。
西洋医学と東洋医学に学ぶ自己健康管理法
第3回:5月30日 西洋医学と東洋医学に学ぶ自己健康管理法
薬学部薬学科 准教授 小笠原 正良
私たちの身体は、ストレスや微生物などの影響により必ずしも健康とはいえない状態にあります。身体の中においては腸管内で乳酸菌の多い状態にし、身体の外からは筋肉の緊張を緩めることで自然治癒力を高めることが可能であると考えています。西洋医学におけるカイロプラクティックの理論、および東洋医学における呼吸法、経穴などの実技を含めてその一端を紹介します。
四季の変化を感じる生活の芸術者たち ~ゆりかごから、ゆりかごまで~
第4回:6月6日 四季の変化を感じる生活の芸術者たち ~ゆりかごから、ゆりかごまで~
人間社会学部国際観光学科 准教授 原 哲弘
環境をビジネスに限定して考えるのではなく、循環型社会に向けて”幸福感・満足感”に視点を置き、生活の豊かさの質を考えます。四季に沿った生活から見えてくるのは、何気なく見落としていた日常生活の再認識につながり、先人たちの遺産を理解することで、次の世代に何が残せるかを考えることができます。足元のことを、ちょっと考えてみたら素晴らしい日常生活が見つかるはずです。
華麗(加齢)にみずみずしく ~水とミネラルの大切さ~
第5回:6月13日 華麗(加齢)にみずみずしく ~水とミネラルの大切さ~
健康管理学部健康栄養学科 准教授 牧山 嘉見
成人期以降、体の水分は60%から50%へと徐々に少なくなってきます。現在、要介護者の原因疾患の一つとして、脳血管疾患があります。これは、高齢者の脱水や高血圧疾患とは無関係ではないようです。今回、加齢と共に起こしやすい症状を水とミネラルを中心に話し、健康に年を重ねるためには、どのような食事を注意すれば良いかについて考えたいと思います。
"Clear and Present Dnger"今、そこにある危機
第6回:6月20日"Clear and Present Dnger"今、そこにある危機
人間社会学部国際観光学科 教授 安徳 勝憲
世界中の金融システムがまるで賭博場のようになってしまった。賭博のアガリで気が大きくなった賭博場元締めのアメリカは、世界中からモノを買い続け、発展途上国もせっせと工場を建てて対米輸出にまい進してきた。ところがこの賭博場がサブプライム問題を契機に自爆。火の粉は世界中に飛び散り、もともと各国が抱えていた潜在的リスクが一気に燃え上がっている。これが、現在私たちが直面している「時代の潮流」ではないでしょうか。