社会連携トピックス
平成21(2009)年度後期公開講座のお知らせ
長崎国際大学公開講座
時代の潮流を学ぶ
平成21(2009)年後期公開講座
時期 平成21(2009)年10月17日〜11月21日の土曜日全5回 ※10月31日は大学祭です。大学祭実行委員会主催の講座や模擬店などをお楽しみください。
時間 午後1時30分から100分(途中10分休憩含む)
会場 長崎国際大学
定員 150名
受講料 無料 (ただし資料代500円)
申し込み方法 お名前、ご住所、お電話番号を電話・FAX・はがきにてお知らせください。(定員になり次第締め切ります)
「Slow is beautiful.」
第1回:10月17日 「Slow is beautiful.」
人間社会学部国際観光学科 教授 田渕 幸親
1973年といえばオイルショックの年であるが、疑うことなく走り続けていた日本の高度経済成長に歯止めのかかった年であった。この年にE.F.SchumacherのSmall is beautifulが出版されている。まだ学生であった私にとって、経済成長路線を批判するこの本は大変大きなショックであった。しかしもう30数年を経過したのだから、私なりのSmall is beautiful解釈があってもいいのではないかと思うようになってきた。それが今回のテーマSlow is beautifulである。清く、貧しく、美しく生きていくのもいいのではないかと思っている。
「しなやかな骨」
第2回:10月24日 「しなやかな骨」
健康管理学部健康栄養学科 准教授 熊井 まどか
骨は、私たちの体を保護し、支えるだけでなく、カルシウムの貯蔵庫として重要な働きをしています。一度作られた骨は変化しないように思われますが、常に代謝されており、古い骨は破壊され、新しい骨へと作りかえられています。本講座では、骨の構造と加齢に伴う骨の変化を述べ、しなやかな骨を維持するためにはどのようにすれなよいかを考えていきたいと思います。
「生命の畏敬 いつも、人から。そして、こころから。」
第3回:11月07日 「生命の畏敬 いつも、人から。そして、心から。」
長崎国際大学 学長 ・ 人間社会学部社会福祉学科 教授 潮谷 義子
私たちは、どんな環境に生きているのだろうか。まずは「自然」。今年の夏は、長々と続いた。関東地方には熱帯地方に棲息するチョウがものすごいスピードで繁殖しているらしい。そして「社会構造」。少子高齢社会の日本の幕がイタリアと共にいち早くあいている。少子超高齢社会は社会全般、つまり人生設計、就労、学習、余暇、健康や生き甲斐。道路や住環境、情報や法律等々に至る仕組みを変更し、再構築しなければならない。”誰がしてくれるの?。”それは「あなた」。さあ、ともにLOHASな生き方を考えてみましょう。
「LOHASな生活 in 佐世保」
第4回:11月14日 「LOHASな生活 in 佐世保」
人間社会学部国際観光学科 教授 安徳 勝憲
パネリスト : 山澄地区公民館館長 竹口 奈保美氏、おおむら夢ファーム”シュシュ”社員:本学卒業生 西村 要氏、国際観光学科准教授 原 哲弘、大学事務局長、前佐世保市教育長 鶴崎 耕一
司 会 : 国際観光学科教授 安徳 勝憲
美しい自然環境と美味しい食材に恵まれた佐世保ほど「LOHAS」にふさわしい都市はないのでしょうか。今回は、「LOHASな生活 in 佐世保」をテーマに、地元の産学官を網羅したパネリストに市民目線で語り合ってもらいます。
「天然薬物とLOHAS」
第5回:11月21日 「天然薬物とLOHAS」
薬学部薬学科 講師 森永 紀
LOHAS(ロハス)はアメリカで1990年代に生まれたコンセプトです。Lifestyle of Healh and Sustainabilityの5つの頭文字で「LOHAS」と表し、健康と地球の持続可能性を志向するライフスタイルを意味します。古来より人類の健康は、薬草等の天然薬物によって支えられてきました。天然薬物である生薬、漢方薬に関するHOTな話題を交えながら、一緒にLOHASについて考えてみましょう。