社会連携トピックス
11月14日(土)公開講座の第4回が開催されました。
11月14日(土)前日まで降っていた雨も止み、素晴らしい天候に恵まれ、第4回の公開講座が開催されました。第4回の講座は、長崎国際大学人間社会学部教授安徳勝憲(あんとくかつのり)先生司会の下、地元の産官学を網羅したパネリストの方々による「LOHASな生活in佐世保」というテーマでシンポジウムを行いました。
パネリスト;山澄地区公民館館長 山口 奈保美氏 おおむら夢ファーム"シュシュ"社員:本学卒業生 西村 要氏 国際観光学科准教授 原 哲弘 大学事務局長、前佐世保市教育長 鶴﨑 耕一
講演の前には、本学健康管理学部健康栄養学科1年生の取り組みによる「LOHAS弁当」が披露され、来場された方々にも喜んでいただいたようです。
まず講座の最初に、「LOHAS」とは何か・・・「LOHAS」とは“Lifestyles of Health and Sustainbility”の略語で、アメリカがこの言葉の発祥の地となり、日本では「健康と環境を志向するライフスタイル」と意訳され、一般的には、健康や癒し、環境やエコロジーに関連した商品やサービスを「ロハス」と呼ばれていることが説明されました。
次にパネリストの方々によって「LOHAS」について多面的な角度から見た意見交換が行われました。主には「建設分野からの実践例」「身近なゴミ問題」「食生活の認識」「大村のシュシュの取り組み」など様々な分野から多くの意見をいただきました。
美しい自然環境と美味しい食材に恵まれた佐世保だからこそ可能な「LOHAS」とは、物の再生・人々のコミュニケーションに基づくもので、「再生する社会」「自然に逆らわない暮らし」「本物を知る」「スローなライフスタイル」「健康・観光・環境」といったキーワードがパネリストの方々より発表されました。身近なところにその生活があることを改めて参加された方々も感じ取っていただいたようです。参加者からは、「本日のシンポジウムを受講して、はじめて"LOHAS"の理解を深めることができました。」「とても分かり易く、身近なことから始めてみようという意欲がわいてきました。」「5人のパネリストの話を聞いて、昔の生活を思い出しました。」などの感想をいただきました。
最後に佐世保市亜熱帯動植物園より、先日行われた見学会参加者から動植物園への改善のアイデア提案に対して感謝状が参加者の方々に贈られました。
次回(今年度最終回)は、11月21日薬学部講師森永紀先生による「天然薬物とLOHAS」の講演が開催されます。