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社会連携トピックス

2010.09.24

平成22(2010)年度後期公開講座のお知らせ

後期公開講座

 長崎国際大学公開講座                             
 いのち・健康・暮らし
 平成22(2010)年後期公開講座
 時期 平成22(2010)年10月16日〜11月6日の毎週土曜日全3回
 時間 午後1時30分から100分(途中10分の休憩含む)
 会場 長崎国際大学
 定員 150名
 受講料 無料 (ただし資料代500円)
 申し込み方法 お名前、ご住所、お電話番号を電話・FAX・はがき・窓口にてお知らせください。(定員になり次第締め切ります)                                                  

 

 

第1回:10月16日(土)

「タンパク質の合成と移送の仕分けについて」
薬学部 学部長 教授 姫野 勝

 地球上に存在する生命体(太陽の光が届かない深海に生息する動植物以外)は、太陽の光のエネルギーを化学結合エネルギーに変換して生体中の有機分子の中に備えている。この有機分子から必要なエネルギーを秩序だった化学反応によって取り出し、生命活動の維持に利用している。この秩序だった化学反応はアミノ酸が繋がったタンパク質である酵素によって行われている。真核細胞は、多数の細胞内小器官(核、ミトコンドリア、リソソーム、ペルオキシソーム、小胞体、ゴルジ体等)によって構成されている。これ等の細胞内小器官は、その内胞に独自の酵素を多数含んでおり、独自の機能を遂行している。これらの酵素は、核のDNAにコードされた情報に基づき細胞質に存在するリボソームによって合成される。合成された各酵素中のアミノ酸の配列が重要な移送シグナルとなり、選別移送によって運命付けられた細胞内小器官に正しく局在する事に成る。今回は、それぞれの細胞内小器官へ移送されるに必要なシグナルとリソソーム酵素がリソソームへ移送されなかった場合に生じるリソソーム酵素欠損症について紹介する。


 

第2回:10月23日(土)

「暮らしのなかの宗教」
人間社会学部 学部長 教授 木村 勝彦

 合理的な生活態度が人々の心を支配しているかのような現代社会にあっても、わたしたちはともすれば、自分の理解を超える非合理なもの、超自然的なものに「暮らし」の支えを見出そうとします。世界中で理不尽かつ危機的な出来事が多発する一方、 確かに物質的には豊かで長生きをすることができても、それが果たして幸せと言えるのか分からないという哀しい事態も生まれて、わたしたちの「いのち」は自分に如何ともし難いゆらぎの中に漂っていると言えましょう。心や魂の問題を抜きにして、人間の本当の「健やかさ」は語れません。それだけに今、さまざまなかたちで、宗教の復権が言われるのではないでしょうか。この講義では、生と死という根源的な問題に関する偉大な宗教者の教えはもとより、折にふれての祈り、人生の節目ごとの通過儀礼、さまざまな年中行事など、わたしたちの「暮らし」のなかにみられる宗教の諸相についてお話したいと思います。

 

第3回:11月6日(土)

「健康に影響する生活習慣の現状と対策」
健康管理学部 学部長 教授 矢野 捷介

 近年、わが国では少子高齢化が進展し、生活様式や生活環境が大きく変化している。なかでも、食生活の欧米化による栄養の過剰や偏り、日常生活の利便化・安楽化による運動不足、社会システムの高度化・複雑化によるストレスの増大などは、喫煙や過剰飲酒などの個人的要因とともに健康に影響する重要な生活習慣要因である、これら生活習慣のゆがみが長期間持続すると、主要臓器の癌、狭心症や心筋梗塞などの心臓疾患、脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患、慢性気管支炎や肺気腫などの肺疾患、アルコール性肝疾患、歯周病、その他の生活習慣病が発症してくる。生活習慣病は、発症までの潜伏期が長く、単一の生活習慣要因が複数疾患の発症に関与し、また単一疾患の発症に複数の生活習慣要因が関与するという特徴があるため、その予防には主要な生活習慣のすべてを可能なかぎり適正に保つ必要があり、定期健康診断による早期発見および早期治療を図ることが肝要である。 

 

10月30日(土)31日(日)大学祭

 ※今年も外部講師を迎えての講演会が予定されています。申し込み方法等は、講座の中でもご案内します。

 

<学外講座>:11月2日(火)

大学教授と行く郷土再発見講座「三川内皿山に窯元と古窯跡を訪ねる」                               人間社会学部 国際観光学科 教授 立平 進

 立平進教授(歴史学・民俗学)と、三川内皿山を探訪します。はじめに、三川内焼美術館と佐世保市うつわ歴史館を見学し、三川内焼の知識を深め、ついでに三川内皿山に入り、古い窯跡や窯元を訪問します。藩窯である三川内焼と歴史的な趣の深い三川内皿山の魅力を探ります。

・旅行日程:大学出発(10:10)→三川内焼美術館・佐世保市うつわ歴史館→三川内の里で食事→三川内皿山窯元めぐり→大学到着(15:15)

・募集人員・参加費:30名、参加費一人1500円(お弁当代込)

・申込方法:ハガキにて、住所、氏名、電話番号、年齢を明記の上、お申し込みください。1枚のはがきで、1名申し込みができます。

・申込締切:10月16日 応募多数の場合は、抽選となります。

・申込先:〒859-3298 佐世保市ハウステンボス町2825-7 長崎国際大学 三川内皿山係

・手配旅行社:ヒューマントラベル                                       

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