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2011.04.29

平成23(2011)年度前期公開講座のお知らせ

長崎国際大学公開講座
いのち・健康・暮らし
平成23(2011)年前期公開講座
時期 平成23(2011)年5月14日〜6月4日の毎週土曜日全4回
時間 午後1時30分から100分(途中10分の休憩含む)
会場 長崎国際大学
定員 150名
受講料 無料 (ただし資料代500円)
申し込み方法 お名前、ご住所、お電話番号、年齢を電話・FAX・はがき・窓口にてお知らせください。(定員になり次第締め切ります)

 

 第1回:5月14日(土)

「みんなで長生きしましょう!健康・長寿の10か条について」
人間社会学部社会福祉学科 教授 柴田 哲雄 

日本人の平均寿命が世界でもトップクラスになっていることは、よくご存知でしょう。しかし、中には不幸にして、比較的若い働き盛りでなくなる方もいらっしゃいますし、寝たきりになって介護を余儀なくされている方もたくさんいらっしゃいます。では、どうしたら健康で自分の人生を全うできるのでしょうか。日本臨床内科医会という医師の団体がありますが、そこから「健康・長寿の10か条」という指針が示されています。例えば、①ゆっくり食べよう良く噛んで、腹八分目で箸をおく。②お魚と、大豆製品欠かさずに、野菜果物 バランスOK。③毎日歩こう30分、足腰きたえて長寿への道。など、わかりやすい言葉で構成されています。今回の私の講座では、これらの10か条を中心として、その医学的な意味や関連した病気について、出来るだけ難しい医学用語を使用せずに、やさしく解説したいと思います。
 

第2回:5月21日(土)

「暮らしの中の航空業論」
人間社会学部国際観光学科 教授 岩本 敏夫

 昨今、航空業に関する報道が目立っています。日本航空の破綻、前原国交相の羽田空港国際線拠点化構想発言を受けた大阪府と千葉県両知事の反発、羽田空港D滑走路完成と33年ぶりの再国際空港化、そして成田空港発着枠拡大早期化への動き。また、LCCが破格の低賃金で羽田に就航することになりましたし、日米間で本格的なオープンスカイ協定が締結されました。一方、昨年11月にはシンガポールのチャンギ国際空港を離陸上昇中の最新鋭超大型旅客機「A380」のエンジン1基が突然爆発し、左主翼の一部を大きく破損しましたが、2時間後に出発空港に緊急着陸。事故発生から4時間後に最後の乗客が機外に無事脱出しました。しかし、対応次第では最悪の局面も隣り合わせでした。日常的に報道されることの多くなった航空業について、制度、変遷、現状を見てみましょう。 

第3回:5月28日(土)

「咀嚼と食べ物を考える -摂食機能に対応した調理-」
人健康管理学部健康栄養学科 准教授 古賀 貴子

 「生きること」は「食べること」。良く噛むと体に良いことがたくさんあります。味覚や嗅覚だけでなく、視覚、聴覚、触覚など五感をフル活用できます。近年、 「よく噛むこと」が、脳の認知症予防を含む多くの健康維持に重要な役割を果たすメカニズムが解き明かされています。口に食べ物が入ると硬さや種類によって唾液の出る量が変わります。唾液には驚くほどたくさんの働きがあります。では、具体的には何をどう食べたら良く噛むことができるのでしょう。また、食べ物の形状と物性は、摂食機能(咀嚼・嚥下)との関連において重要な要素となります。とくに、摂食機能獲得期である乳幼児期および摂食機能が低下しつつある高齢期の食事では、調理形態が重要な要素です。摂食機能に対応した調理上の工夫について、主食・主菜・副菜・汁物の調理上のポイントを考え、噛みやすく飲み込みやすくするための調理についてもお話ししたいと思います。 

第4回:6月4日(土)

「生活空間のにおい環境と健康」
薬学部薬学科 准教授 佐藤 博

 私たちの身の回りでは様々なにおいがします。においは臭気(悪臭)と香気(芳香)とに分類され、その濃度が快・不快につながります。においの感じ方は人によって異なります。においの物質濃度と感覚強度は、ウェバー・フェフィナーの法則に従い、消臭を考えた場合、対象物質の90%以上を除去しないと効果がありません。環境中の悪臭や芳香を例にとり、においの質、におい対策等についてわかりやすく説明します。また、においの有無にかかわらず、化学物質による室内空気汚染は私たちの健康を害することもあります。特に、シックハウス、シックスクール、シックカーと呼ばれる空間には建材、家具、設備から有害な化学物質が揮発して体調を壊すことがあります。その対策を知ることは重要です。室内の環境をもう一度、一緒に見直してみましょう。におい教育の重要性についてもお話したいと思います。 

 <学外講座>5月31日(土)

大学教授と行く郷土再発見講座「波佐見焼のふるさとを訪ねて-伝統の技・古窯跡・くらわんか茶碗・窯元-」
人間社会学部国際観光学科 教授  立平 進

 歴史文化学(民俗学)からの観光活性専門の立平進先生(人間社会学部)国際観光学科教授 歴史学)とバスで波佐見を巡ります。波佐見焼は、旧大村藩内にある江戸時代からの古窯であるが、民間主導の民窯といわれてます。三川内焼が平戸藩の官窯と呼ばれることに対して、対照的であります。今回の企画は、波佐見焼の魅力について、歴史的風土にひたりながら、炎の芸術をじっくり味わいます。伝統工芸士のロクロ(轆轤)の技に触れ、この地域ではもっとも古いといわれている畑の原の古窯跡を見学し、その製品である「くらわんか茶碗」の数々を手に取り、それを焼いた窯元を訪ねるという趣向です。今日では、飛躍的な発展をした、日本の焼き物産業は、世界一の技術と完成度を誇ると評価されており、その実態を現地で確かめていただきたいと思います。

◎旅行日程 10:00大学発→10:30長崎県無形文化財・中村平三氏の轆轤建学→11:10長崎県窯業試験場・新開発の技術とデザインを学ぶ→12:00昼食→13:00畑の原古窯跡→13:30陶芸の館で「くらわんか茶碗」とは何か、波佐見焼の歴史を学ぶ。直売所での買い物→14:00世界の窯を建学→14:40中尾山窯元探訪→16:00大学着

◎募集人員・参加費     30名 参加費1人2,000円(昼食代含む)

◎申込方法   ハガキにて、住所、氏名、電話番号、年齢を明記の上、お申し込みください(1枚で1名申込できます。)

◎申込締切   5月7日 応募多数の場合は抽選となります。抽選の結果は5月14日に通知します。

◎申し込み先  〒859-3298 長崎県佐世保市ハウステンボス町2825-7 長崎国際大学 波佐見焼窯元めぐり係

◎手配旅行社  ヒューマントラベル

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