平成23年5月28日、佐世保ロータリークラブが主催し、長崎国際大学が共催で企画・運営を行い、ハウステンボスで「ハイスクール茶会 in ハウステンボス」が開催されました。
　長崎県北地区の高校を中心に11校120名の茶道部員が一堂に会し、1,000名の観光客の皆様にお呈茶を行っております。
　この茶会は、東日本大震災復興支援のためのチャリティを行いながら、青少年健全育成、観光振興、国際交流、産学連携、そして日本を代表する文化である茶道の振興を目的として企画されたものです。
　茶道の振興を行っていくためには、若年層に茶道に対する関与を高めてもらうこと、そのためには流派の垣根を越えて働きかけていくことが必要という考え方に基づき企画され、「高校生茶道部員にハレの場を提供し楽しんでもらう」ことに注力されています。結果として当日は表千家2校、裏千家6校、鎮信流3校の参加がありました。

　今回の茶会にあたっては、本学からは茶道部員・茶道文化指導補助員の約40名の本学の学生が各高校のブース運営に協力し、円滑な運営が行われました。
　ハウステンボスというロケーションもあり、参加した各高校の茶道部員のみなさんからは、「参加してよかった」「また参加したい」などのコメントが寄せられています。

　最後の懇親会では、留学生の姜鵬さんによる中国の伝統芸能「変面」が披露され、高校生からも歓声が上がり、和やかな雰囲気で終了しました。

　今後とも、茶道教育という独自性を活かしながら、地域との交流を深めていきたいと考えております。