社会連携トピックス
【異文化理解教室】川棚小学校で異文化交流の出前授業をしました(NIU異文化理解研究室)
2009年11月9日(月)、国際観光学科の留学生6名が、川棚町立川棚小学校に伺いました。訪問の目的は、NIU異文化理解研究室の出前授業を行うためです。留学生との交流を通じて、川棚小学校6年生のみなさんに、異文化への理解を深めてもらうことがねらいでした。
1分間しりとりに挑戦
出前授業の前半は、体育館に6年生全員が集合して行われました。最初は質問タイムで、中国の人たちについて感じている疑問や知りたいことを、留学生(出身地は中国の香港と山東省)に対して尋ねてくれました。予想通りの答え(例えば、日本に留学したのはJ-POPやアニメに興味があったから、など)もありましたが、予想していなかった答え(チャイナドレスはお祝いのときの特別な服、留学生もお笑いや日本のタレントが好き、など)も出て、こちらの方の印象が強かったようです。その次には留学生から、香港の食文化、山東省の歴史と自然、中国の正月行事を紹介しました。
一緒にゲームをしたあとで、お互いに親しくなったようです
後半はクラスごとに分かれ、日本の遊びを一緒に遊ぶことを通じて交流しました。風船バレー、いす取りゲーム、だるまさんが転んだ、長崎弁のかるた、1分間しりとりなどがありました。留学生にとって初めての遊びもあれば、中国と似ているが少し違う遊びもあることを知ったようです。その後は、6年生の皆さんと一緒に給食をごちそうになりながら、交流を深めました。
6年生全員が体育館に再度集合し、代表の方からお礼の言葉をいただいて、今日の出前授業は終了となりました。校舎の前で盛大にお見送りをしていただき、留学生たちは大変感激していました。
6年生の代表が、お礼の言葉を述べてくれました
短時間の交流ではありましたが、川棚小学校6年生の皆さんには、今日の出前授業を通じて、外国の人たちが自分たちと違う文化を持つだけでなく、似たところも沢山持っていることを、実感してもらえたと思います。川棚小学校の皆さんと、今後さらに交流を深められる機会があることを、望みたいと思います。