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【異文化理解教室】広田小学校6年生のみなさんと中国の食文化をめぐって交流しました(NIU異文化理解研究室)

  2009年11月30日(月)、佐世保市立広田小学校にお邪魔して、6年生の皆さんに中国の食文化を伝える交流をしてきました。NIU異文化理解研究室の留学生たちは「春節のお月見の団子」チームと「主食としての饅頭(マントウ)」チームに分かれて、出前授業を実施しました。

<お月見の団子チーム>
まず留学生が「春節のお月見(元宵節)の団子」について説明しました。お団子について、「中国のどこの地方でも同じですか?」、「発祥の地はどこですか?」、「どうしてこの大きさなのですか?」といった鋭い質問が出されました。
説明の後で、鍋でゆでた団子を試食してもらいました。「おいしかった」、「作り方が簡単なので、家で作ってみたい」という感想がありました。

  交流活動後のお礼の言葉のときには、「説明が分かりやすかった」とか、「中国の人たちはこんなにおいしいものを食べているのだなと思いました」と述べてくれたので、留学生たちも喜んでいました。しめくくりには校長先生も参加してくださいました。「好吃、謝々(ハオチー、シェイシェイ)(おいしかった、どうもありがとう) !」と中国語でのあいさつが飛び出し、留学生たちは「不客气(ブーコォチィ、どういたしまして)!」と答えていました。

<(マントウチーム>
「『饅頭』と書いて、中国語では『マントウ』と読みます。『マントウ』の中身は何だと思いますか?」
「あんこ?肉?ピザ?角煮?」
「中国のマントウには中身が入っていません。生地を発酵させてから作る蒸しパンのような食べ物です。」

「中国のマントウはどれくらい大きいと思いますか?」
「??」
「春節(中国の正月)に食べるマントウは1kgくらいあります。こんなに大きいのは、まず神様にお供えするからです。お供えしたあとに人間が食べます。」

   このほかにマントウチームは、(1) 日本ではほぼ全国で主食としてお米を食べるが、中国ではマントウを食べるところとお米を食べるところがあること、(2) マントウの色や形が様々であることなどを伝えました。
広田小学校の皆さんは、「饅頭」という漢字を見たときには同じ食べ物のように思えるのに、「まんじゅう」と「マントウ」が、実際にはずいぶんと違う食べ物であることに驚いたり、感心してくれたりしたようです。春節のマントウの写真を見て、「きれい」とか「食べたくなった」という声も聞こえました。

   広田小学校6年生の皆さんには、私たちが中華レストランでふだん経験する料理とは異なった中国の食文化を学ぶ機会を通じて、文化の深さや不思議さを経験するとともに、留学生との交流を楽しんでもらえました。今後も交流の機会があることをぜひ期待したいと思います。

 

 

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