社会連携トピックス
2009.12.22
【異文化理解教室】広田小学校6年生のみなさんと日本の文化をめぐる交流をしました(NIU異文化理解研究室)
12月14日(月)に佐世保市立広田小学校にお邪魔しました。NIU異文化理解研究室の出前授業を行うためです。今回は、広田小学校6年生の皆さんが、日本の文化を留学生たちに紹介してくれました。
今回は日本の年末年始行事、歴史やゲームを本当に沢山教わりました。短い劇にして日本の文化と歴史を紹介したクラスもありました。ゲームは教室の中で遊んだり、屋外で遊んだりしました。また6年生の皆さんに日本の歌を歌ってもらい、留学生たちが感激していたクラスもありました。この日の交流のために、事前の準備と練習を入念に行ってくださっていたことも、よく分かりました。
一方留学生は、教わった日本の文化と中国の文化の類似点と相違点を説明しました。例えば、日本ではこまと獅子舞は正月の行事だが、中国では1年を通じてこまで遊ぶし、獅子舞は正月にはしない、などです。
6年生の皆さんの中には、異文化コミュニケーションの技術(異文化を持つ人にも分かりやすいように、日本語や日本の文化の説明を工夫すること)を実践している人たちもいました。さらには、留学生たちと同じ活動をして、一緒にどきどきしたり、はらはらしたり、あるいは笑ったりすることを通じて、文化が異なる人たちとの共感が実現されていました。6年生の皆さんと留学生たちの間に共感がしっかりと育まれたことは、記念撮影や終わりのあいさつの後の本当に名残惜しそうな様子からも伺えます。
校長先生、教頭先生、6年生ご担当の先生方をはじめ、多くの先生方にお世話になりました。どうもありがとうございます。来年もこのような機会に恵まれることを願っております。
ふくわらいに挑戦
ゲーム(S字けんけん)を教わっています
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