社会連携トピックス
【異文化理解教室】九州文化学園高校1年生全員(238名)が留学生の声に耳を傾けてくれました。(NIU異文化理解研究室)
去る12月11日・18日の両金曜日、韓国・中国・香港からの留学生9名が自分の故郷事情を出前授業しました。日程は下記のとおりでした。
12月11日(金) 1限目 1年1組 進学クラス
2限目 1年2組 普通科ビジネスクラス
3限目 1年6組 保育福祉科 福祉コース
12月18日(金) 1限目 1年5組 保育福祉科 保育コース
2限目 1年3組 食物調理科
3限目 1年4組 衛生看護科
韓国からの留学生は本年2度目の出前授業になりましたが、韓流ブームや本人の清々しく若者らしいクールさで人気者になっていました。今回のテーマは「韓国の遊び」でしたが、タッチ=めんこ、ヨンナリギ=凧揚げ、グスルチギ=ビー玉などの日本と同じ遊びや、ユッノリ、ゴンギ、トホ、ジブリノリ、ジェギなど独自の遊びを紹介してくれました。
(高校生が質問をしているところです)
中国からの留学生は、「中国の伝統行事-新年-」をクイズ形式で楽しく紹介してくれました。何よりも異なっているのは、「爆竹」と「水餃子」でしょう。お年玉袋も赤色であるなど、日本の伝統文化のルーツが楽しく分かる授業でした。
(中国の新年について)
また、香港からの留学生は、香港の近代的なビル群や夜景など、世界中の観光客を惹きつけてやまない香港の魅力をたっぷりと紹介してくれました。何よりも「食は広州にあり」で、まずは「飲茶」「茶餐店」「屋台」の紹介でした。お昼に近くなるに従って、美味しそうな食べ物に、生徒たちの眼の色が違ってきているようでした。つぎに、非常に発達している公共交通について、観光スポットについて、ファッションについて、住居についてなどなど、流暢な日本語で熱く語ってくれました。
(香港の公共交通について)
(街角のおやつについて)
自分の大好きな故郷を語る留学生たちは、目が輝いていましたし、興味津々で聞いている生徒たちもいつになく嬉しそうでした。若者たちのグローバルな交流は、たとえ短い時間であっても、それが心に残る限り意味深いものとなるでしょう。2回にわたる出前授業を温かく見守ってくださった校長先生をはじめ諸先生方に感謝いたします。