社会連携トピックス
2012.07.04
【公開講座】平成24年度前期公開講座の第3回目が開催されました。
6月9日(土)、「暮らしの中のお茶と茶道教育」をテーマに前期公開講座の第3回目が開催されました。講師は人間社会学部国際観光学科の嶋内麻佐子教授です。
前半は、お茶が女性の礼儀作法やお稽古というイメージになったのは、その歴史においてはごく最近のことという意外な事実の紹介から始まりました。続いて、日本への茶の伝来、茶の湯の成立、戦国時代の大名と茶の湯の関係、そして鎮信流の始まりについて説明がなされました。さらに、鎮信流を取り入れた本学の茶道教育が紹介されました。
後半は、学生たちの日頃の成果を披露するために、実際に学生のお点前を拝見して頂きました。その際、受講者からも5名の希望者を募り、お客様になって頂きました。お点前の際には、嶋内教授より、お茶の飲み方と道具の説明がなされました。会場の皆さんも一緒に、お茶の飲み方を手真似されるなど、楽しまれていました。最後の質疑応答の際には、煎茶の飲み方の作法についても質問が出されました。
お茶の歴史から暮らしの中のお茶まで、皆さん楽しく学ばれていました。
関連リンク